2017年12月02日

いい晩酌のススメ! これは珍しいマジョルカワイン!!

ワインを毎日飲むようになって26年、それでもまだまだ初めての品種に出会います。




ワインの名前は、アイランド・シンジケート スペインのマヨルカ島で造られているワインです。マヨルカ島、とても素敵なところらしいですね! 画像検索すると、とても感じの良い写真がたくさん出てきます。

さて、島など、外界と隔絶された環境では、ユニークな固有品種があったりしますが、このワインの品種もそんなものの一つですね、マントネグロ、これが品種名です。

ジャンシス・ロビンソンさんの葡萄品種ガイドによれば、「マヨルカ島の主要品種で、香りはあるが急速に熟成し酸化しやすい軽いワインを造る。これより組成のしっかりしたブドウとブレンドするのが最も好ましい。」と書かれています。

確かに、ワインの色も明るめでした、香りも、まだ2015と若いはずですが、紅茶様なニュアンスを含む、熟成を感じさせるもので、味わいもしかり、もう角が取れていて、穏やかな味わい、ブラインドで飲んだら確実に熟成ワインをイメージしてしまいそうです。

しかし、熟成ワインは長島の大好物だけに、このワインは、熟成していなくても好きなタイプのワインです。ジャンシス・ロビンソンさんが書いてある通りの個性を感じますが、マントネグロ単一でも、とても楽しめるワインでした。

造り手の「クワトロキロス」、なかなかユニークなワイン醸造家のようですね。醸造家と同時に、前衛芸術家の様でもあります。

ワイン、まだまだ奥が深いです・・・  


Posted by ながしま at 19:55Comments(0)ワインの紹介