2009年10月24日
ついに登場、しずおかラスク!
およそ半年の構想を経て、ついに出ました、しずおかラスク!
企画しているのが、するが夢倶楽部、と言う聞き慣れない組織。そうです、お察しの通り、実は長島酒店も参加しております。他にも、数件の酒屋さんや、米屋さんにお茶屋さん。静岡の元気な商店が集まって、地元を盛り上げよう!と、商品企画から販売まで、自分たちで行うことを旨とした組織なのです。
その、企画第一弾アイテムがこれ。

紅ほっぺを贅沢に使用したいちご味と、静岡の老舗店と同じ黄な粉を使っている、安倍川きなこ味。これ以外にも色々なアイデアが出ました。試作までしてボツになってしまったものもあります。最後に残ったのがこの二つ。
あ、お気づきの方もいるかもしれませんが、そうです、このラスクの製造元は、長島酒店でもおとなのおつまみラスクが大人気の、びすとろぷろばんすさんです。
今でもフランボワーズが出ているので、いちご味はなんとなく想像できたのですが、きなこ味・・・ いったいおいしいんかいなぁ、と半信半疑で試食したところ、いやいや意外にうまい。二つを比べれば私はいちごのほうが好きなんですが、会の中では、どちらかと言えばきなこに人気が集まっています。
が、どっちも美味しいんですよ、もちろん。パッケージも、素人が考えて作ったにしては、結構いい感じ。時間をかけて喧々諤々やりましたから。
するが夢倶楽部メンバー皆の、アイデアと夢が詰まった、しずおかラスク第一弾。550円で日本一美味しいラスクを目指します。是非お試しを。
企画しているのが、するが夢倶楽部、と言う聞き慣れない組織。そうです、お察しの通り、実は長島酒店も参加しております。他にも、数件の酒屋さんや、米屋さんにお茶屋さん。静岡の元気な商店が集まって、地元を盛り上げよう!と、商品企画から販売まで、自分たちで行うことを旨とした組織なのです。
その、企画第一弾アイテムがこれ。

紅ほっぺを贅沢に使用したいちご味と、静岡の老舗店と同じ黄な粉を使っている、安倍川きなこ味。これ以外にも色々なアイデアが出ました。試作までしてボツになってしまったものもあります。最後に残ったのがこの二つ。
あ、お気づきの方もいるかもしれませんが、そうです、このラスクの製造元は、長島酒店でもおとなのおつまみラスクが大人気の、びすとろぷろばんすさんです。
今でもフランボワーズが出ているので、いちご味はなんとなく想像できたのですが、きなこ味・・・ いったいおいしいんかいなぁ、と半信半疑で試食したところ、いやいや意外にうまい。二つを比べれば私はいちごのほうが好きなんですが、会の中では、どちらかと言えばきなこに人気が集まっています。
が、どっちも美味しいんですよ、もちろん。パッケージも、素人が考えて作ったにしては、結構いい感じ。時間をかけて喧々諤々やりましたから。
するが夢倶楽部メンバー皆の、アイデアと夢が詰まった、しずおかラスク第一弾。550円で日本一美味しいラスクを目指します。是非お試しを。
2009年10月23日
富士宮の高砂訪問記
先日お送りしました御殿場の天野醤油さん訪問後、富士山の麓を通って、富士宮の高砂酒造に寄って来ました。南に下って白隠正宗の高嶋酒造さんに訪問しようかなーとも思いましたが、高砂さんにはもう5年以上訪問しておりません、体制が変ってからの高砂さん、どんなかなと、今回は富士宮経由となりました。

高砂さんは、色々あって、4年ほど前に、首都圏の酒とは全く関係のない会社の傘下になっているんです。今まで地酒の業界ではこのような話は聞いたことがありません。きっと、酒のことも全く分らない会社に買い取られて、まともに酒造りなんてしないんだろうな、と思っていました。
が、予想を裏切って? 高砂さんは相変わらずちゃんと真っ当な酒を造り続けているんですね。
今回は、お亡くなりになった能登の吹上杜氏から仕事を引き継いだ、杜氏の小野さんに案内をしていただきました。

明治時代、廃仏毀釈の運動が起こったときに、打ち捨てられていた仏像を、当時の蔵当主がこっそり蔵の中で祀っていたものがそのまま残っています。歴史を感じます。
蔵見学をすると、それぞれに造りの違いが少しずつあり、それぞれに個性を感じますが、やはり何より大切なのは、造る人の気持ち。今回感じたのは、小野杜氏の、酒造りに対する真摯な姿勢。亡くなる直前の、吹上杜氏と、ぎゅっと手を握り締めて交わした約束は、意地でも守り通す、その熱い思いを感じることが出来たことが、今回の高砂酒造訪問の、一番の収穫でした。
今後の高砂に、期待です。

高砂さんは、色々あって、4年ほど前に、首都圏の酒とは全く関係のない会社の傘下になっているんです。今まで地酒の業界ではこのような話は聞いたことがありません。きっと、酒のことも全く分らない会社に買い取られて、まともに酒造りなんてしないんだろうな、と思っていました。
が、予想を裏切って? 高砂さんは相変わらずちゃんと真っ当な酒を造り続けているんですね。
今回は、お亡くなりになった能登の吹上杜氏から仕事を引き継いだ、杜氏の小野さんに案内をしていただきました。

明治時代、廃仏毀釈の運動が起こったときに、打ち捨てられていた仏像を、当時の蔵当主がこっそり蔵の中で祀っていたものがそのまま残っています。歴史を感じます。
蔵見学をすると、それぞれに造りの違いが少しずつあり、それぞれに個性を感じますが、やはり何より大切なのは、造る人の気持ち。今回感じたのは、小野杜氏の、酒造りに対する真摯な姿勢。亡くなる直前の、吹上杜氏と、ぎゅっと手を握り締めて交わした約束は、意地でも守り通す、その熱い思いを感じることが出来たことが、今回の高砂酒造訪問の、一番の収穫でした。
今後の高砂に、期待です。
2009年10月22日
醤油蔵訪問記
醤油の蔵訪問をしてまいりました。

御殿場の、天野醤油さんです。6月に縁あって、高橋万太郎さんと言う方のお話を聞くことがあったのですが、その時から、県内に残された数少ないこだわりの醤油屋さんとして、天野醤油さんに興味を持ち、夏場は造りがないと言うことで、やっと今回の訪問に至りました。
すでに我が家ではこちらのお醤油を使っているので、美味しいことはわかっていますが、今回訪問して、改めてその醤油の造りの奥の深さに、ますます理解が深まった次第です。
あまり専門的なことをお話してもややこしくなってしまいますが、まずここのこだわりその壱は、天然醸造。
天然醸造で造ると、仕込みを初めてお醤油が出来上がるまでに、一年前後掛かります。造るものによっては二年。自然な醸造方法なので、季節などによって発酵の進み方が変るのだそうです。
大手メーカーは、お得意の効率化で、いろいろな非・自然な工夫をもちいて大幅に製造期間を短縮しているのが実情。
こだわりその弐は、生揚げ醤油であること。生揚げ醤油と言うのは、天然醸造で出来たそのままのお醤油と言うこと。本当に自然なお醤油なんです。これが普通だったはずなんですが。
そのままって、そのままじゃないことってあるのかと言うと、大手の醤油は、食塩水で伸ばしたり、そこで色が薄くなると色をつけたり、あの手この手で造った生揚げ醤油を増量してから製品として出荷しているそうです。

これが発酵中の醤油 濃厚なお醤油の香りがあたりに充満しています
こだわりその参は、原材料。お醤油の原料となる、小麦は県内産、塩は鳴戸の塩、水は、近くに湧き出る富士山の雪解け水、大豆は、本丸亭と言う銘柄のものは、国産丸大豆、それ以外のものは、遺伝子組み換えでない脱脂加工大豆。もちろん、全てに国産丸大豆を使えればそれに越したことはないでしょう、が、それではあまりにコストがかかってしまい、現実的に脱脂加工大豆も使わざる終えないと言うことです。が、それでも、最近は、完全国内原料の本丸亭の需要が、徐々に伸びてきているそうです。
ちなみに、御殿場、三島、沼津の学校給食で使われているお醤油は、この本丸亭なんだそうです。もちろん、蔵も、地域のために一肌脱いで、かなりのご奉仕価格なんですとはおっしゃっていましたが、それでも大手の醤油よりは確実に値が上がってしまいます。それでもこの正しい醤油を使おうという、東部地域の学校給食の栄養士さん、素晴らしい!
今回は、醤油の話で熱くなってしまいましたが、でも考えてみたら、醤油などの調味料、毎日どこかで口にする、とてもとても基本的な調味料です。基本的であると言うことは大切であると言うこと、是非、もっともっと、気を使いましょう。だってとにかく、美味しいんですから。ちなみに長島酒店でも、取り扱いを始めました(ちょっと宣伝)。

御殿場の、天野醤油さんです。6月に縁あって、高橋万太郎さんと言う方のお話を聞くことがあったのですが、その時から、県内に残された数少ないこだわりの醤油屋さんとして、天野醤油さんに興味を持ち、夏場は造りがないと言うことで、やっと今回の訪問に至りました。
すでに我が家ではこちらのお醤油を使っているので、美味しいことはわかっていますが、今回訪問して、改めてその醤油の造りの奥の深さに、ますます理解が深まった次第です。
あまり専門的なことをお話してもややこしくなってしまいますが、まずここのこだわりその壱は、天然醸造。
天然醸造で造ると、仕込みを初めてお醤油が出来上がるまでに、一年前後掛かります。造るものによっては二年。自然な醸造方法なので、季節などによって発酵の進み方が変るのだそうです。
大手メーカーは、お得意の効率化で、いろいろな非・自然な工夫をもちいて大幅に製造期間を短縮しているのが実情。
こだわりその弐は、生揚げ醤油であること。生揚げ醤油と言うのは、天然醸造で出来たそのままのお醤油と言うこと。本当に自然なお醤油なんです。これが普通だったはずなんですが。
そのままって、そのままじゃないことってあるのかと言うと、大手の醤油は、食塩水で伸ばしたり、そこで色が薄くなると色をつけたり、あの手この手で造った生揚げ醤油を増量してから製品として出荷しているそうです。

これが発酵中の醤油 濃厚なお醤油の香りがあたりに充満しています
こだわりその参は、原材料。お醤油の原料となる、小麦は県内産、塩は鳴戸の塩、水は、近くに湧き出る富士山の雪解け水、大豆は、本丸亭と言う銘柄のものは、国産丸大豆、それ以外のものは、遺伝子組み換えでない脱脂加工大豆。もちろん、全てに国産丸大豆を使えればそれに越したことはないでしょう、が、それではあまりにコストがかかってしまい、現実的に脱脂加工大豆も使わざる終えないと言うことです。が、それでも、最近は、完全国内原料の本丸亭の需要が、徐々に伸びてきているそうです。
ちなみに、御殿場、三島、沼津の学校給食で使われているお醤油は、この本丸亭なんだそうです。もちろん、蔵も、地域のために一肌脱いで、かなりのご奉仕価格なんですとはおっしゃっていましたが、それでも大手の醤油よりは確実に値が上がってしまいます。それでもこの正しい醤油を使おうという、東部地域の学校給食の栄養士さん、素晴らしい!
今回は、醤油の話で熱くなってしまいましたが、でも考えてみたら、醤油などの調味料、毎日どこかで口にする、とてもとても基本的な調味料です。基本的であると言うことは大切であると言うこと、是非、もっともっと、気を使いましょう。だってとにかく、美味しいんですから。ちなみに長島酒店でも、取り扱いを始めました(ちょっと宣伝)。
2009年10月22日
おみやげ②
教会とかの特殊なパイプオルガンを演奏され、その関係で、毎年必ず、フランス北部やドイツにいらっしゃるお客様がいらっしゃいます。今回、アルザスのお土産だよーと、ワインをいただきました。(2回目なんです、いつもありがとうございます。。。)

ところで、このワインは、蔵の直売所で購入されたワインと言うことですが、よく、地元消費用は酸化防止剤を入れないんだ、と言う話を聞きます。
確かに、輸送時のワイン劣化の危険性を、酸化防止剤を入れることの理由として挙げる蔵元もいます。なので、あながち的外れではないのかもしれません。が、これは輸入用だから酸化防止剤を入れて、これは地元用だから入れないで、と区別することが、どこまで出来るのか、と言う疑問も残ります。
また、酸化防止剤は、確かに大量使用すると、風味も損なうし、決していいものではありませんが、極少量の場合なら、体に害があることはないですし、この酸化防止剤の正体となる二酸化硫黄と言う物質は、ワインの醸造過程において、アルコール発酵の副産物として極少量自然に発生することもあるようです。つまり、自然の産物。そこまで気にする必要もないかなとも思います。
お土産の話が、おっといつの間にか、ややこしい酸化防止剤の話になってしまいました。
いただいたアルザスのゲヴュルツは、品種特性のよく出た香りに、味わい自体はここ数年の流れにあるスマートなボディーで、すいすいすいーっ と、美味しくいただきました。重ね重ね、ありがとうございました。

ところで、このワインは、蔵の直売所で購入されたワインと言うことですが、よく、地元消費用は酸化防止剤を入れないんだ、と言う話を聞きます。
確かに、輸送時のワイン劣化の危険性を、酸化防止剤を入れることの理由として挙げる蔵元もいます。なので、あながち的外れではないのかもしれません。が、これは輸入用だから酸化防止剤を入れて、これは地元用だから入れないで、と区別することが、どこまで出来るのか、と言う疑問も残ります。
また、酸化防止剤は、確かに大量使用すると、風味も損なうし、決していいものではありませんが、極少量の場合なら、体に害があることはないですし、この酸化防止剤の正体となる二酸化硫黄と言う物質は、ワインの醸造過程において、アルコール発酵の副産物として極少量自然に発生することもあるようです。つまり、自然の産物。そこまで気にする必要もないかなとも思います。
お土産の話が、おっといつの間にか、ややこしい酸化防止剤の話になってしまいました。
いただいたアルザスのゲヴュルツは、品種特性のよく出た香りに、味わい自体はここ数年の流れにあるスマートなボディーで、すいすいすいーっ と、美味しくいただきました。重ね重ね、ありがとうございました。
2009年10月21日
これがうわさの
ベジフルジャムです。変り種果物のジャムは驚きませんが、野菜のジャムにはびっくりです。何か種明かしせず、子供に、なすのジャムを食べさせたところ、「リンゴ」とか、「いちじく」とか、ナスは絶対に想像できませんね。

ちなみに、とっても旨いです。

ちなみに、とっても旨いです。
Posted by ながしま at
17:01
│Comments(4)
2009年10月16日
すごいすごい
久しぶりに、ユーチューブを色々見てみると、
ニック・ロウから始まり、パブロックに入れ込みました。
(ウィキペディアで、パブロックと言う項目があるんですよ)
ドクター・フィールグッドと言うバンドです。やっぱり何年たっても、カッコいいもの、本物は色あせないんです。
私が大好きで毎日のようにレコードをかけまくっていた20年ほど前には、動くリー・ブリロー(歌っている人)とかの映像なんて、まずなかなか見ることは出来ませんでした。それが今ではこんなに簡単に、しかも無料で、見ることが出来ちゃうんですね。とっても簡便で、ありがたいような、ありがたみがないような・・・
この記事を書きながら、パブロックと共に同時進行系で(今聴いても最高)大好きだった、グラムロックの頃のデヴィッド・ボウイも発見。この辺りのレコードは、今でも無性に聴きたくなることがあります。
かっこよすぎだ・・・
ニック・ロウから始まり、パブロックに入れ込みました。
(ウィキペディアで、パブロックと言う項目があるんですよ)
ドクター・フィールグッドと言うバンドです。やっぱり何年たっても、カッコいいもの、本物は色あせないんです。
私が大好きで毎日のようにレコードをかけまくっていた20年ほど前には、動くリー・ブリロー(歌っている人)とかの映像なんて、まずなかなか見ることは出来ませんでした。それが今ではこんなに簡単に、しかも無料で、見ることが出来ちゃうんですね。とっても簡便で、ありがたいような、ありがたみがないような・・・
この記事を書きながら、パブロックと共に同時進行系で(今聴いても最高)大好きだった、グラムロックの頃のデヴィッド・ボウイも発見。この辺りのレコードは、今でも無性に聴きたくなることがあります。
かっこよすぎだ・・・
2009年10月16日
ワイン部屋
ワイン部屋なる部屋を持っている贅沢な方がいらっしゃいます。お茶やの某氏です。4畳半くらいの部屋に、テーブルと椅子、ワインセラーが2台。

で、昨夜、そのワイン部屋にお招きいただき、美味しいワインをご馳走になってきました。この、お茶屋の某氏、お料理もなかなかの腕前で、今回写真を撮り忘れましたが、造っていただいた3品いずれも美味しくいただきました。

白のあとブルゴーニュ2本で、最後にボルドーお、これは、日本人の篠原さんと言う方がボルドーで造っている、クロ・レオです。2005年。2005にしてはちょっと線が細いかなと思いましたが、でもなかなかバランスの良い上品なスタイルのワインでした。
お料理もワインもとっても楽しく美味しくいただきました。ありがとうございます。
いいなぁ、ワイン部屋。自分ではまだこんな贅沢できませんので、ちょくちょくお邪魔させていただこおっと!

で、昨夜、そのワイン部屋にお招きいただき、美味しいワインをご馳走になってきました。この、お茶屋の某氏、お料理もなかなかの腕前で、今回写真を撮り忘れましたが、造っていただいた3品いずれも美味しくいただきました。

白のあとブルゴーニュ2本で、最後にボルドーお、これは、日本人の篠原さんと言う方がボルドーで造っている、クロ・レオです。2005年。2005にしてはちょっと線が細いかなと思いましたが、でもなかなかバランスの良い上品なスタイルのワインでした。
お料理もワインもとっても楽しく美味しくいただきました。ありがとうございます。
いいなぁ、ワイン部屋。自分ではまだこんな贅沢できませんので、ちょくちょくお邪魔させていただこおっと!
Posted by ながしま at
12:26
│Comments(8)
2009年10月13日
ワインは熟成
先日、神の雫などで有名な「シャトー・モンペラ2007」と言うワインを試飲する機会がありました。芳醇でまろやか、確かによく出来ています。長島酒店でもお付き合いで2ケース仕入れましたが、あっという間に売切れてしまいました。
その同じ日、その後に、ポイヤックの、シャトー・ピブランのセカンド、トゥール・ド・ピブラン1999を開けました。

価格的には、ほとんど変りません。が、私には、こちらのピブランのセカンドのほうが、遙かにおいしく感じました。熟成によってワインに艶が出てくるなぁと、若くて評判のいいワインと、地味だけれど熟成したワイン。私も中年の域に入っているのでしょうね、若くてスタイルのいい元気な女の子もいいんですが、一緒にいるのは疲れちゃう、ある程度年を重ねて、深みが出てきた女性のほうが・・・ そんな説明が分りやすいでしょうか。
やはり熟成したボルドーはいいなぁと、翌日はこのワイン、

サンテミリオンの、シャトー・ラ・クースポードの1999。こちらのほうが前日のピブランより元のポテンシャルが高いだけあって、同じ1999年でも熟成感はそんなに出ていませんでしたが、しかし、こなれ具合は抜群、ちょうどいい飲み頃で、またまた幸せなひと時をワインと過ごすことができました。
ボルドーワインは、やはりこれくらい待たないと、本当の美味しさは出てこないですね。
その同じ日、その後に、ポイヤックの、シャトー・ピブランのセカンド、トゥール・ド・ピブラン1999を開けました。

価格的には、ほとんど変りません。が、私には、こちらのピブランのセカンドのほうが、遙かにおいしく感じました。熟成によってワインに艶が出てくるなぁと、若くて評判のいいワインと、地味だけれど熟成したワイン。私も中年の域に入っているのでしょうね、若くてスタイルのいい元気な女の子もいいんですが、一緒にいるのは疲れちゃう、ある程度年を重ねて、深みが出てきた女性のほうが・・・ そんな説明が分りやすいでしょうか。
やはり熟成したボルドーはいいなぁと、翌日はこのワイン、

サンテミリオンの、シャトー・ラ・クースポードの1999。こちらのほうが前日のピブランより元のポテンシャルが高いだけあって、同じ1999年でも熟成感はそんなに出ていませんでしたが、しかし、こなれ具合は抜群、ちょうどいい飲み頃で、またまた幸せなひと時をワインと過ごすことができました。
ボルドーワインは、やはりこれくらい待たないと、本当の美味しさは出てこないですね。
Posted by ながしま at
19:27
│Comments(2)
2009年10月11日
一昨日のワイン
試飲したワインとか地酒のこととか、記事にしてみたら
と、お世話になっている某氏(VQの大将)に言われて、
先日のルミエールの新酒に始まって、
印象に残ったものを報告いたします。
昨日は、友人の新居に招かれていましたので、
このワインを試飲したのは一昨日。

9月の輸入元の試飲会で見つけたワインです。
ちなみに、試飲会で見つけたワインは、仕入れてからもう一度しっかり1本試飲いたします。短時間で何百種類も試飲する中で見つけたワインも、もう一度、じっくり時間をかけないと、お客様には説明できませんので。(ただの酒飲みの言い訳・・・)
で、このワインは、
ミッシェル・カイヨ の ポマール2002
長島酒店価格税込4500円。
抜栓したてから優しく素直な果実味。プルーン系の心地よい香りで、バランスよく、程よく芳醇な味わい。やはり、2002年と言う、この地域の良年で、適度に熟成しているのがいいんでしょう。この価格では十分に楽しめるワインでした。やはり、ワインは飲みごろが大切、と改めて思いますね。
さて今日は、何を開けようか・・・
と、お世話になっている某氏(VQの大将)に言われて、
先日のルミエールの新酒に始まって、
印象に残ったものを報告いたします。
昨日は、友人の新居に招かれていましたので、
このワインを試飲したのは一昨日。

9月の輸入元の試飲会で見つけたワインです。
ちなみに、試飲会で見つけたワインは、仕入れてからもう一度しっかり1本試飲いたします。短時間で何百種類も試飲する中で見つけたワインも、もう一度、じっくり時間をかけないと、お客様には説明できませんので。(ただの酒飲みの言い訳・・・)
で、このワインは、
ミッシェル・カイヨ の ポマール2002
長島酒店価格税込4500円。
抜栓したてから優しく素直な果実味。プルーン系の心地よい香りで、バランスよく、程よく芳醇な味わい。やはり、2002年と言う、この地域の良年で、適度に熟成しているのがいいんでしょう。この価格では十分に楽しめるワインでした。やはり、ワインは飲みごろが大切、と改めて思いますね。
さて今日は、何を開けようか・・・
2009年10月08日
木箱が当るキャンペーン
今週から、木箱が当るキャンペーン開始。

ワインは、チリの高品質なワインで有名な、ロス・ボルドスの、カベルネソーヴィニョン・ヴィエイユヴィーニュ。

このワイン、6本でふた付きのきれいな木箱に入ってきました。なので、ちょっとワインに細工をして、一箱の中に必ず当りがひとつ入っています。お買い上げいただいたワインが当りだったら、木箱を差し上げちゃう、と言うキャンペーンです。

ワイン自体、とてもポテンシャルが高く、開けたては、ちょっととっつきにくい感じもありますが、二日目は果実味が開いて、とっても美味しくいただけます。つまり、飲む前日くらいに栓を抜いておくと、美味しく飲めるって言うことですね。
ワインの価格は、税込1900円。元々3000円近いワインですが、輸入元の決算価格で仕入れて1900円に出来ました。只でさえお得なワインが、さらに木箱も、1/6の確立で当ってしまうんですから、楽しい企画じゃありませんか!
木箱は全部で6個です。お早めに、チャレンジしてくださいね!

ワインは、チリの高品質なワインで有名な、ロス・ボルドスの、カベルネソーヴィニョン・ヴィエイユヴィーニュ。

このワイン、6本でふた付きのきれいな木箱に入ってきました。なので、ちょっとワインに細工をして、一箱の中に必ず当りがひとつ入っています。お買い上げいただいたワインが当りだったら、木箱を差し上げちゃう、と言うキャンペーンです。

ワイン自体、とてもポテンシャルが高く、開けたては、ちょっととっつきにくい感じもありますが、二日目は果実味が開いて、とっても美味しくいただけます。つまり、飲む前日くらいに栓を抜いておくと、美味しく飲めるって言うことですね。
ワインの価格は、税込1900円。元々3000円近いワインですが、輸入元の決算価格で仕入れて1900円に出来ました。只でさえお得なワインが、さらに木箱も、1/6の確立で当ってしまうんですから、楽しい企画じゃありませんか!
木箱は全部で6個です。お早めに、チャレンジしてくださいね!
2009年10月08日
今年初のワインの新酒だ!
今年初のワインの新酒が、山梨から届きました。

ルミエールのデラウェアです。
栽培醸造責任者の小山田さんから、「今年のデラいい感じにできてますよ」と連絡を頂いていたので、とても楽しみにしてました。
さてお味は。ほんのり甘いながらも、心地よい爽やかな酸味と、軽い渋味で、とてもバランスが良く、醤油みりんベースの和食にはとても相性が良い感じ。とにかくとても美味しいんです!
そして価格は1375円。こんな、手軽で美味しい国産ワイン、もともっと増えてくれるとうれしいですね。
そうそう、11月1日の、ルミエール新酒祭りに行くバスツアー、まだ席があります、いかがでしょうか。ルミエールでは新酒を5種類リリース、それらが全て飲み放題。バスで行くから、運転の心配もしなくていいし。今年は、葡萄もなかなかの出来のようだし。お申し込み、お待ちしてます。お電話は長島酒店 054-245-9260まで。

ルミエールのデラウェアです。
栽培醸造責任者の小山田さんから、「今年のデラいい感じにできてますよ」と連絡を頂いていたので、とても楽しみにしてました。
さてお味は。ほんのり甘いながらも、心地よい爽やかな酸味と、軽い渋味で、とてもバランスが良く、醤油みりんベースの和食にはとても相性が良い感じ。とにかくとても美味しいんです!
そして価格は1375円。こんな、手軽で美味しい国産ワイン、もともっと増えてくれるとうれしいですね。
そうそう、11月1日の、ルミエール新酒祭りに行くバスツアー、まだ席があります、いかがでしょうか。ルミエールでは新酒を5種類リリース、それらが全て飲み放題。バスで行くから、運転の心配もしなくていいし。今年は、葡萄もなかなかの出来のようだし。お申し込み、お待ちしてます。お電話は長島酒店 054-245-9260まで。
2009年10月07日
はしごな一日
昨日は、ワインの試飲会で、東京に行ってきました。まずは、新橋でM社の試飲会。

ここの試飲会は、いつも人でごった返すのですが、今回はなぜか割と空いてました。聞くところによると、昨日は都内でも、少なくとも5ヶ所で試飲会をやっているとのこと、さすがに人も分散するのかな。
てな事言っている私も例に漏れず、試飲会のはしご。新橋のあとは、銀座のE社の試飲会に。こちらは、すっきすきで、小さいところでスタッフの方とも親しく、ワインも大好きなものばかりなので、なんだかリラックスして美味しくワインをいただいてきてしまいました。

窓の向こうに見えるもの、なんだか分りますか。歌舞伎座です。でっかいですよー。
そして、その後、新橋に戻って、名古屋の友人でもある酒屋さんと、雑誌にも載っていた、おじさんがワインを楽しめると言う店に視察に。
うん、5時半ごろ行きましたが、確かにおじさんばかりのお客様。しかも、時間がはやいせいか、おじさんと言うよりおじいちゃんといったお客様ばかり。いや東京、さすがにワインを飲む層が厚いなと、感心いたしました。
そして、そういえば、来る途中にあったワイン居酒屋風な店、あそこも面白そうだから行ってみようかと、今度は店のはしご。看板には、「楽しくなければワインじゃない!」の大きな文字が。期待して入ったところ・・・ 意外に人が少ない。料理を食べて分りました。これが、美味しくないんですね、看板の横に、「美味しくなければワイン屋じゃない」と、書き加えて帰ろうかと思いました。
なんとなく物足りないので、もう一軒視察して行こうと、もうワインの店はやめて、今ちょっとしたブームの、新丸ビルに入っている、もつ焼きで有名な店に。昭和の雰囲気を再現した、立飲みの店で、大繁盛でしたね。確かに、串焼きもどれも美味しかったです。
さすがに満腹。あ、しまった、また太ったかも・・・ と思いつつ、新幹線の中では、ビール片手に、ベビースターラーメンをつまみながら・・・ これがいけないんですね、きっと。
と言うわけで、次から次にはしごな一日でした。

ここの試飲会は、いつも人でごった返すのですが、今回はなぜか割と空いてました。聞くところによると、昨日は都内でも、少なくとも5ヶ所で試飲会をやっているとのこと、さすがに人も分散するのかな。
てな事言っている私も例に漏れず、試飲会のはしご。新橋のあとは、銀座のE社の試飲会に。こちらは、すっきすきで、小さいところでスタッフの方とも親しく、ワインも大好きなものばかりなので、なんだかリラックスして美味しくワインをいただいてきてしまいました。

窓の向こうに見えるもの、なんだか分りますか。歌舞伎座です。でっかいですよー。
そして、その後、新橋に戻って、名古屋の友人でもある酒屋さんと、雑誌にも載っていた、おじさんがワインを楽しめると言う店に視察に。
うん、5時半ごろ行きましたが、確かにおじさんばかりのお客様。しかも、時間がはやいせいか、おじさんと言うよりおじいちゃんといったお客様ばかり。いや東京、さすがにワインを飲む層が厚いなと、感心いたしました。
そして、そういえば、来る途中にあったワイン居酒屋風な店、あそこも面白そうだから行ってみようかと、今度は店のはしご。看板には、「楽しくなければワインじゃない!」の大きな文字が。期待して入ったところ・・・ 意外に人が少ない。料理を食べて分りました。これが、美味しくないんですね、看板の横に、「美味しくなければワイン屋じゃない」と、書き加えて帰ろうかと思いました。
なんとなく物足りないので、もう一軒視察して行こうと、もうワインの店はやめて、今ちょっとしたブームの、新丸ビルに入っている、もつ焼きで有名な店に。昭和の雰囲気を再現した、立飲みの店で、大繁盛でしたね。確かに、串焼きもどれも美味しかったです。
さすがに満腹。あ、しまった、また太ったかも・・・ と思いつつ、新幹線の中では、ビール片手に、ベビースターラーメンをつまみながら・・・ これがいけないんですね、きっと。
と言うわけで、次から次にはしごな一日でした。
2009年10月02日
静岡地酒祭りに行ってきた
昨日は、年に一度の、静岡地酒祭り。県内の蔵元が一同に会して、盛大に行われるイベントです。今年から今までと内容が変更になると言うことで、久しぶりに参加して来ました。今回から、第1部業界関係者向け、第2部一般の愛好家向け、と、2部制になったんですね。
ちゃんと報告しようと、カメラも持参したのですが、忙しすぎて写真も撮り忘れ・・・
と言うのも、行ってから分ったことですが、第1部は、4時会場、5時20分終了なんだそうで。実質1時間20分しかありません。取引のある蔵元さんにとりあえず挨拶して回って、その後新たに何か発掘しよう、と意気込んでいましたが、この時間では、取引のある蔵本さん全てに挨拶することもままならず・・・ ちょっと消化不良でした。
でも、久しぶりにしっかり話せたところもあって、内容としては楽しく実りのある会でした。
このやり方で、来年もう少し第1部の時間が長かったら最高なんですが。
ちゃんと報告しようと、カメラも持参したのですが、忙しすぎて写真も撮り忘れ・・・
と言うのも、行ってから分ったことですが、第1部は、4時会場、5時20分終了なんだそうで。実質1時間20分しかありません。取引のある蔵元さんにとりあえず挨拶して回って、その後新たに何か発掘しよう、と意気込んでいましたが、この時間では、取引のある蔵本さん全てに挨拶することもままならず・・・ ちょっと消化不良でした。
でも、久しぶりにしっかり話せたところもあって、内容としては楽しく実りのある会でした。
このやり方で、来年もう少し第1部の時間が長かったら最高なんですが。