2009年10月13日

ワインは熟成

先日、神の雫などで有名な「シャトー・モンペラ2007」と言うワインを試飲する機会がありました。芳醇でまろやか、確かによく出来ています。長島酒店でもお付き合いで2ケース仕入れましたが、あっという間に売切れてしまいました。

その同じ日、その後に、ポイヤックの、シャトー・ピブランのセカンド、トゥール・ド・ピブラン1999を開けました。




価格的には、ほとんど変りません。が、私には、こちらのピブランのセカンドのほうが、遙かにおいしく感じました。熟成によってワインに艶が出てくるなぁと、若くて評判のいいワインと、地味だけれど熟成したワイン。私も中年の域に入っているのでしょうね、若くてスタイルのいい元気な女の子もいいんですが、一緒にいるのは疲れちゃう、ある程度年を重ねて、深みが出てきた女性のほうが・・・  そんな説明が分りやすいでしょうか。

やはり熟成したボルドーはいいなぁと、翌日はこのワイン、




サンテミリオンの、シャトー・ラ・クースポードの1999。こちらのほうが前日のピブランより元のポテンシャルが高いだけあって、同じ1999年でも熟成感はそんなに出ていませんでしたが、しかし、こなれ具合は抜群、ちょうどいい飲み頃で、またまた幸せなひと時をワインと過ごすことができました。

ボルドーワインは、やはりこれくらい待たないと、本当の美味しさは出てこないですね。
  


Posted by ながしま at 19:27Comments(2)