2015年02月25日

いい晩酌のススメ、フレデリック・マニャン

ワインの生産者を大きく分けると、ネゴシアンとドメーヌに分かれます。(本当はもう少し複雑ですが・・・)

ネゴシアンというのは、自分では葡萄を造らず、買った葡萄でワインを造るスタイル。

ドメーヌとは、葡萄栽培からワイン醸造まですべて自社で行うスタイル。

どちらかといえば、ドメーヌのほうがいいワインを造る、というイメージが、現在でも大勢を占めています。が、このワインの造り手、フレデリック・マニャンは、敢えて、ネゴシアンとしての立場を選び、素晴らしいワインを造っています。



自分の所有する畑だけでは、自分の表現したいワインを造ることができないが、ネゴシアンであることで、理想のワインを追求できると考え、自転車でブルゴーニュの畑を走り回って、土壌や、樹齢、樹の仕立て方なども観察して、これはと思う畑の所有者と交渉して、葡萄栽培の指導などもしながら、いい状態の葡萄を手に入れることができるとのこと。

なるほど、畑を所有することにこだわらなくても、情熱をもってすれば、いいワインを造ることももちろん可能であることを、証明してくれる造り手です。

そのマニャンの入門編となるブルゴーニュ・ピノノワール、抜栓して3日目からの果実味の開き方は、驚くほどでした。2740円ですが、ピノ好きなお客様が、何度もリピートしてくれる、かなりレベルの高いワインです。  


Posted by ながしま at 20:33Comments(0)ワインの紹介

2015年02月09日

続・いい日本ワインのススメ

そろそろかなと思っていましたが、本日朝入荷してきました。

ドメーヌ・オヤマダのワイン達です。




左から、洗馬2013、Bow(バウ)白2014、Bow(バウ)赤2014です。

洗馬は、長野の塩尻にある畑からのワイン、実はこの2013は醸造は四恩醸造で行っています。畑には、何種類もの葡萄が植えられており、まとめて収穫してさらに醸造も一緒に行ってしまうという個性的な造りです。ちなみに、2011年に私が収穫の手伝いに行った時の様子がこちらです。

Bowは、なんでこの名前なのか聞きそびれました、びっくりB・おいしいO・ワインW?

白は、デラウェア中心に、プチマンサンとシュナンブランをブレンド。赤は、カベルネフランとベリーAです。

Bowは、ワイナリーで一口だけ味を見てきましたが、洗馬も含めて改めて味わって見るつもりです。

価格は、洗馬が2500円、Bowが1600円、(税抜きです)、まだまだ生産量が少ないので、今回1回限りの入荷です。

ちょっと落ち着いたら店頭に並べます、お楽しみに!


  


Posted by ながしま at 19:33Comments(0)ワインの紹介