2013年04月29日
静岡わさびの会視察報告
食に携わる職種の勉強会、静岡わさびの会で、先日の火曜日、伊東に視察に行ってきました。
最近新聞紙面でも時々話題になっている耕作放棄地、それを有効活用している畑の見学です。
耕作放棄地は様々な問題をはらんでいます。農家さんの、後継者不足や、税金の問題、法人の農業参入の規制の問題、何の手も付けられないまま、それこそ本当に放棄されている土地が、40万ヘクタールあるのだそうです。静岡県のホームページで確認すると、県内の農地面積は、4.9万ヘクタールということですから、放棄されている畑がどれだけたくさんあるか、想像してみてください。

ここは、伊東市がバックアップして、耕作放棄地を、就農希望者のための研修的な畑として利用している区画です。複数の就農希望者が、小さな区画ごとに、基本的に有機農業を実践。有機農業と言っても、様々な方法があるようで、皆さん切磋琢磨して刺激し合っているという感じ。年齢も若い方から仕事を定年退職された方まで様々ですが、このように、農業をやりたい、と前向きに頑張っている方々が、有効に、農地を利用できるようになるといいですね。
こういうことこそ、まさに、行政が制度をどんどん改革していってほしいものです。
畑の視察と同時に、川奈のリストランテ、ラ・ヴィータ・エ・ベッラで、とっても美味しいランチをいただいてきました。このお店では、先ほどの、耕作放棄地を有効活用している畑の野菜をたくさん使っています。このような、料理人と生産者さんのつながりも、とても大切ですね。
いろいろ勉強になる伊東の視察でした。 続きを読む
最近新聞紙面でも時々話題になっている耕作放棄地、それを有効活用している畑の見学です。
耕作放棄地は様々な問題をはらんでいます。農家さんの、後継者不足や、税金の問題、法人の農業参入の規制の問題、何の手も付けられないまま、それこそ本当に放棄されている土地が、40万ヘクタールあるのだそうです。静岡県のホームページで確認すると、県内の農地面積は、4.9万ヘクタールということですから、放棄されている畑がどれだけたくさんあるか、想像してみてください。
ここは、伊東市がバックアップして、耕作放棄地を、就農希望者のための研修的な畑として利用している区画です。複数の就農希望者が、小さな区画ごとに、基本的に有機農業を実践。有機農業と言っても、様々な方法があるようで、皆さん切磋琢磨して刺激し合っているという感じ。年齢も若い方から仕事を定年退職された方まで様々ですが、このように、農業をやりたい、と前向きに頑張っている方々が、有効に、農地を利用できるようになるといいですね。
こういうことこそ、まさに、行政が制度をどんどん改革していってほしいものです。
畑の視察と同時に、川奈のリストランテ、ラ・ヴィータ・エ・ベッラで、とっても美味しいランチをいただいてきました。このお店では、先ほどの、耕作放棄地を有効活用している畑の野菜をたくさん使っています。このような、料理人と生産者さんのつながりも、とても大切ですね。
いろいろ勉強になる伊東の視察でした。 続きを読む
2013年04月24日
予約の薦め
このブログを読んでくださっている皆様は、おいしいものが大好きな方がほとんどだと思います。
なので、そんな事わかっているよ~ という方も多いことと思いますが、おいしく楽しくレストランで食事をするコツ、というものを今日は一つお伝えしようと思います。
昨日フレンチやイタリアンののシェフたちと伊東まで視察に出かけたのですが、その行き帰り、いろいろなお話をさせていただく中で、「結構、予約なしで来るお客様が多くてね…」 というAシェフのつぶやきに、他のシェフたちも、そうそう。。。 とうなずく方が多く。
そこで今日のタイトル、予約の薦め、ということになるわけです。
席を予約するということはまず、席が確保できることが一つ目の利点。
せっかく出かけて行ったのに、席がなくて帰ることになってしまっては非常に残念です。
それから、快適に過ごすことができるというもう一つの利点。
予約の際に、苦手なものやアレルギーの出てしまうものなど、あらかじめ伝えておくと、料理人さんたちも事前にそのことを考慮しておいてくれるので、当日のお料理の準備もとてもスムーズです。
また、時間の制限がある方も、例えば××時までに店を出なければならない、などということも事前に伝えておいたほうが、当日、スムーズにサービスしていただけます。
このようなわけで、お客様により良いサービスを受けていただくためにも、レストランでの食事の事前予約は、ぜひぜひ、心がけてみてください。
本日は、お節介な店主のつぶやきでした。。。
伊東の視察、興味深かったのでまた後日レポート書きます!
なので、そんな事わかっているよ~ という方も多いことと思いますが、おいしく楽しくレストランで食事をするコツ、というものを今日は一つお伝えしようと思います。
昨日フレンチやイタリアンののシェフたちと伊東まで視察に出かけたのですが、その行き帰り、いろいろなお話をさせていただく中で、「結構、予約なしで来るお客様が多くてね…」 というAシェフのつぶやきに、他のシェフたちも、そうそう。。。 とうなずく方が多く。
そこで今日のタイトル、予約の薦め、ということになるわけです。
席を予約するということはまず、席が確保できることが一つ目の利点。
せっかく出かけて行ったのに、席がなくて帰ることになってしまっては非常に残念です。
それから、快適に過ごすことができるというもう一つの利点。
予約の際に、苦手なものやアレルギーの出てしまうものなど、あらかじめ伝えておくと、料理人さんたちも事前にそのことを考慮しておいてくれるので、当日のお料理の準備もとてもスムーズです。
また、時間の制限がある方も、例えば××時までに店を出なければならない、などということも事前に伝えておいたほうが、当日、スムーズにサービスしていただけます。
このようなわけで、お客様により良いサービスを受けていただくためにも、レストランでの食事の事前予約は、ぜひぜひ、心がけてみてください。
本日は、お節介な店主のつぶやきでした。。。
伊東の視察、興味深かったのでまた後日レポート書きます!
2013年04月22日
絶品ローストチキンとワインの会
先週ご案内させていただきました、5月のワイン会、席の残りが少なくなってきました。あと5席ほどで満席となりそうです。ご興味ある方はお早目のお申し込みが確実です。
「鷹匠のロティスリー・アン・ドゥーで
専用ロースターでじっくり焼き上げた
絶品のローストチキンを
ニューワールドのワインと楽しむ会」
とてもジューシーな味わいにびっくりの、他では味わえない本当においしいローストチキン、それだけでなく、もちろん、コース仕立てでほかのお料理もたくさんご用意いたします。
これを、ニューワールドのワインと合わせながら、楽しみます。
頼もしいのは、アン・ドゥーのオーナーの山下さんは、プロのソムリエであるということ。いつもの、長島のバタバタなサービスではなく、華麗なプロのワインサービスもお楽しみいただけます。
今回はシンプルにお料理とワインを楽しむ企画です。小難しいことはめんどくさいが、旨いもんは大好きだ! というあなた、お申込みお待ちしております。
日時 5月23日木曜日 19時開始
会費 6000円
定員 18人
会場 ロティッスリー・アン・ドゥー
葵区鷹匠1-10-10
お申し込みは、アン・ドゥーさん 054-260-6322
もしくは長島酒店 054-245-9260
まで、お願いいたします。
「鷹匠のロティスリー・アン・ドゥーで
専用ロースターでじっくり焼き上げた
絶品のローストチキンを
ニューワールドのワインと楽しむ会」
とてもジューシーな味わいにびっくりの、他では味わえない本当においしいローストチキン、それだけでなく、もちろん、コース仕立てでほかのお料理もたくさんご用意いたします。
これを、ニューワールドのワインと合わせながら、楽しみます。
頼もしいのは、アン・ドゥーのオーナーの山下さんは、プロのソムリエであるということ。いつもの、長島のバタバタなサービスではなく、華麗なプロのワインサービスもお楽しみいただけます。
今回はシンプルにお料理とワインを楽しむ企画です。小難しいことはめんどくさいが、旨いもんは大好きだ! というあなた、お申込みお待ちしております。
日時 5月23日木曜日 19時開始
会費 6000円
定員 18人
会場 ロティッスリー・アン・ドゥー
葵区鷹匠1-10-10
お申し込みは、アン・ドゥーさん 054-260-6322
もしくは長島酒店 054-245-9260
まで、お願いいたします。
2013年04月20日
やっと見つけたこのワイン!
長島酒店が得意とする、そんなに有名ではないけれど、その分コストパフォーマンスに優れた1000円台半ばの、飲み頃ボルドーワイン、だいたい何かしら1アイテムはあるのですが、ここ2か月ほどそのポジションが空席のままでした。
いろいろなインポーターさんのリストをチェックしては1本ずつ仕入れて味わいを確認、なかなか、これだ、というものが見つからず・・・
そんなことが今回10本くらい続いてついにこのワインにたどり着きました。

少し前に、プピーユというワインが話題になりましたが、それと同じコート・ド・カスティヨンにあるシャトーです、名前は、コート・モンプザ・2006。
メルローの芳醇な果実味が、熟成により心地よい旨味を伴って、タンニンもなめらかに、ん~旨い。。。
これで1,700円は大満足の味わいです。
ただし、すでにインポーターさんの在庫も少なく、240本ほどで終了なので、そんなに長くお付き合いできないかもしれません・・・
すでに、次のお宝も探し始めないといけませんね。
とはいえぜひあるうちに一度、飲み頃お手頃ボルドーワイン、カスティヨンのコート・モンプザ2006年、お試しを!!!
いろいろなインポーターさんのリストをチェックしては1本ずつ仕入れて味わいを確認、なかなか、これだ、というものが見つからず・・・
そんなことが今回10本くらい続いてついにこのワインにたどり着きました。
少し前に、プピーユというワインが話題になりましたが、それと同じコート・ド・カスティヨンにあるシャトーです、名前は、コート・モンプザ・2006。
メルローの芳醇な果実味が、熟成により心地よい旨味を伴って、タンニンもなめらかに、ん~旨い。。。
これで1,700円は大満足の味わいです。
ただし、すでにインポーターさんの在庫も少なく、240本ほどで終了なので、そんなに長くお付き合いできないかもしれません・・・
すでに、次のお宝も探し始めないといけませんね。
とはいえぜひあるうちに一度、飲み頃お手頃ボルドーワイン、カスティヨンのコート・モンプザ2006年、お試しを!!!
2013年04月19日
2012の日本ワイン
このところ、2012年ヴィンテージの国産ワインを開ける機会が多いのですが、どれも味わいが濃くて、厚みのある果実味を感じるのが2012の特徴でしょうか。さすがに、国産ワインにとってはここ最近のとても当たりの年だったようです。

ルミエールの、甲州・レ・ザンファン。

このブドウから造られたワインです。実は私も、収穫のお手伝いをさせていただきました。自分の収穫したブドウがワインになっているのですから、かなりひいき目にはなっているとは思いますが、やはり、旨い。。。
いや、どの年もおいしいのですが、国産ワインの2012は、濃厚で厚みのある果実味で、解りやすいおいしさですね。
ぜひ一度お試しください、特に、国産ワインにまだ抵抗ある方にこそ飲んでいただきたいですね。
ちなみにこのルミエールの甲州・レ・ザンファンは、1890円でございます。
ルミエールの、甲州・レ・ザンファン。
このブドウから造られたワインです。実は私も、収穫のお手伝いをさせていただきました。自分の収穫したブドウがワインになっているのですから、かなりひいき目にはなっているとは思いますが、やはり、旨い。。。
いや、どの年もおいしいのですが、国産ワインの2012は、濃厚で厚みのある果実味で、解りやすいおいしさですね。
ぜひ一度お試しください、特に、国産ワインにまだ抵抗ある方にこそ飲んでいただきたいですね。
ちなみにこのルミエールの甲州・レ・ザンファンは、1890円でございます。
2013年04月18日
ダンだ、ダン
ダンて何だ、と言われてしまいそうなのですぐネタばらし、

ラベルを見たらわかるでしょうか、そうです、ポルトガルワインの、ダンです。
ブドウ品種は、マルヴァジア・フィナ、エンクルザード、ビカル、フェルナン・ピレス、と、聞きなれないものばかり、しかし、赤もそうですが、ポルトガルは地ブドウ品種が多くて面白いです。そして、面白いだけでなく、ここ最近のポルトガルワインは、一昔前の垢抜けないスタイル(それはそれでよかったのかもしれませんが)とは違って、果実味主体で酸とのバランスが取れた、なかなかの味わい。
そしてこのワインのすごいところ、860円なのです!!!
ワイン飲んで、なかなかポルトガルいいじゃない、、、と思いながら、価格を見てびっくりの一本です。
最強のデイリーワイン、また一つ長島酒店に仲間入りしました。
ラベルを見たらわかるでしょうか、そうです、ポルトガルワインの、ダンです。
ブドウ品種は、マルヴァジア・フィナ、エンクルザード、ビカル、フェルナン・ピレス、と、聞きなれないものばかり、しかし、赤もそうですが、ポルトガルは地ブドウ品種が多くて面白いです。そして、面白いだけでなく、ここ最近のポルトガルワインは、一昔前の垢抜けないスタイル(それはそれでよかったのかもしれませんが)とは違って、果実味主体で酸とのバランスが取れた、なかなかの味わい。
そしてこのワインのすごいところ、860円なのです!!!
ワイン飲んで、なかなかポルトガルいいじゃない、、、と思いながら、価格を見てびっくりの一本です。
最強のデイリーワイン、また一つ長島酒店に仲間入りしました。
2013年04月13日
ワイン会のご案内
さて、新しい企画が生まれました。鷹匠町にあるロースト料理のお店、アン・ドゥーさんとの共同企画です。お料理とワインを楽しむ、純粋に食いしん坊のための企画ですね。
「鷹匠のロティスリー・アン・ドゥーで
専用ロースターでじっくり焼き上げた
絶品のローストチキンを
ニューワールドのワインと楽しむ会」
長ったらしいタイトルですみません。出来るだけわかりやすく、と考えたらこんなんになってしまいました…
しかし、確かにアン・ドゥーさんのローストチキンは、他では味わえない本当においしいローストチキンなのです。とってもジューシーな味わいにびっくり!!!
もちろん、コース仕立てでほかのお料理もたくさんご用意いたします。
これを、ニューワールドのワインと合わせながら、楽しもうという企画。
頼もしいのは、アン・ドゥーのオーナーの山下さんは、プロのソムリエであるということ。いつもの、長島のバタバタなサービスではなく、華麗なプロのワインサービスもお楽しみいただけます。
今回はシンプルにお料理とワインを楽しむ企画です。小難しいことはめんどくさいが、旨いもんは大好きだ! というあなた、お申込みお待ちしております。
日時 5月23日木曜日 19時開始
会費 6000円
定員 18人
会場 ロティッスリー・アン・ドゥー
葵区鷹匠1-10-10
お申し込みは、アン・ドゥーさん 054-260-6322
もしくは長島酒店 054-245-9260
まで、お願いいたします。
「鷹匠のロティスリー・アン・ドゥーで
専用ロースターでじっくり焼き上げた
絶品のローストチキンを
ニューワールドのワインと楽しむ会」
長ったらしいタイトルですみません。出来るだけわかりやすく、と考えたらこんなんになってしまいました…
しかし、確かにアン・ドゥーさんのローストチキンは、他では味わえない本当においしいローストチキンなのです。とってもジューシーな味わいにびっくり!!!
もちろん、コース仕立てでほかのお料理もたくさんご用意いたします。
これを、ニューワールドのワインと合わせながら、楽しもうという企画。
頼もしいのは、アン・ドゥーのオーナーの山下さんは、プロのソムリエであるということ。いつもの、長島のバタバタなサービスではなく、華麗なプロのワインサービスもお楽しみいただけます。
今回はシンプルにお料理とワインを楽しむ企画です。小難しいことはめんどくさいが、旨いもんは大好きだ! というあなた、お申込みお待ちしております。
日時 5月23日木曜日 19時開始
会費 6000円
定員 18人
会場 ロティッスリー・アン・ドゥー
葵区鷹匠1-10-10
お申し込みは、アン・ドゥーさん 054-260-6322
もしくは長島酒店 054-245-9260
まで、お願いいたします。
2013年04月11日
本の力
店に寄ってくださるお客様から、「長島酒店さん、本に載ってましたよ」と言われて、えぇぇぇ・・・、何ていう本ですか、と、本の名前を確認してさっそく購入したのがこの本です。

「極上の酒を生む土地と人大地を醸す」著:山同敦子さん
日本中に様々な酒の造り手がいますが、その中のいくつかにスポットを当てた、訪問記、というのか、ルポルタージュ、というのでしょうか。
おおお、どこに載っているんだあああ、と、ぺーじをぺらぺらぺらとめくってたどり着いたのが、巻末の、蔵元がおすすめする買える店一覧:喜久酔編、の、電話帳に載っているのと同じ、店名、住所、電話番号の一行。
まあ、そんなもんですね。。。
そういえば、数か月前に、講談社から、こんな内容で本に連絡先を載せますが、ご了承いただけますか、と、電話があったような記憶が・・・
とはいえ、変な勢いで買ってしまったこの本ですが、内容がとにかく濃くて面白い。通り一遍な蔵の紹介ではありません、かなり深く掘り下げた内容で、お酒のことも、造りの事も、いろいろわかっていないとかけない、それだけに、読んでいて非常に説得力がある、また、その酒をとても飲みたくなるような、素晴らしい内容の本です。その証拠に、思わずこんなお酒を取り寄せてしまいました。。。

是非、このブログを見てくださっているお酒好きな皆様にもおすすめしたい一冊です。
「極上の酒を生む土地と人大地を醸す」著:山同敦子さん
日本中に様々な酒の造り手がいますが、その中のいくつかにスポットを当てた、訪問記、というのか、ルポルタージュ、というのでしょうか。
おおお、どこに載っているんだあああ、と、ぺーじをぺらぺらぺらとめくってたどり着いたのが、巻末の、蔵元がおすすめする買える店一覧:喜久酔編、の、電話帳に載っているのと同じ、店名、住所、電話番号の一行。
まあ、そんなもんですね。。。
そういえば、数か月前に、講談社から、こんな内容で本に連絡先を載せますが、ご了承いただけますか、と、電話があったような記憶が・・・
とはいえ、変な勢いで買ってしまったこの本ですが、内容がとにかく濃くて面白い。通り一遍な蔵の紹介ではありません、かなり深く掘り下げた内容で、お酒のことも、造りの事も、いろいろわかっていないとかけない、それだけに、読んでいて非常に説得力がある、また、その酒をとても飲みたくなるような、素晴らしい内容の本です。その証拠に、思わずこんなお酒を取り寄せてしまいました。。。
是非、このブログを見てくださっているお酒好きな皆様にもおすすめしたい一冊です。
2013年04月10日
ワインの飲み頃の事
この可愛いラベルのワイン。

中身は、南フランス、ローヌ方面の、ヴァンドペイ・ヴォクリューズです。
ヴィンテージが2006年、長島酒店での販売価格が1190円です。
通常、この手のワインは出来た年から2、3年以内に飲まれてしまうので、なかなか7年も熟成されたものに出会うことはありません。言い方悪いのですが、輸入会社さんでも売れずに残ってしまっている在庫だと察せられます。そのため、通常よりもお安く仕入れることが出来ました。
最初香りを嗅いだ時、もしかしてもう飲み頃を過ぎてしまってるかなぁ… と感じつつ、口に含むと、おぉこれは旨い、うまい、ワインの全体の要素が混然一体となって溶け込んでいる、ジャストな熟成の旨味があります。
これは、若いワインにはどうやっても出せない、これがワインや日本酒の醸造酒の熟成の面白いところです。一番いいタイミングで飲むと、おいしさが違うのですね。うまく言い表すことができませんが、旨味が膨らむというのでしょうか。
これが、早すぎても遅すぎても行けません。
そして、飲みごろの時期にはまっているワインは、このくらいのお値段のワインでも、飲む人を笑顔にしてくれます。
いいワインに当たりました。
飲みごろ、ということを理解するには、手軽なお値段で楽しめる素晴らしい一本です。
中身は、南フランス、ローヌ方面の、ヴァンドペイ・ヴォクリューズです。
ヴィンテージが2006年、長島酒店での販売価格が1190円です。
通常、この手のワインは出来た年から2、3年以内に飲まれてしまうので、なかなか7年も熟成されたものに出会うことはありません。言い方悪いのですが、輸入会社さんでも売れずに残ってしまっている在庫だと察せられます。そのため、通常よりもお安く仕入れることが出来ました。
最初香りを嗅いだ時、もしかしてもう飲み頃を過ぎてしまってるかなぁ… と感じつつ、口に含むと、おぉこれは旨い、うまい、ワインの全体の要素が混然一体となって溶け込んでいる、ジャストな熟成の旨味があります。
これは、若いワインにはどうやっても出せない、これがワインや日本酒の醸造酒の熟成の面白いところです。一番いいタイミングで飲むと、おいしさが違うのですね。うまく言い表すことができませんが、旨味が膨らむというのでしょうか。
これが、早すぎても遅すぎても行けません。
そして、飲みごろの時期にはまっているワインは、このくらいのお値段のワインでも、飲む人を笑顔にしてくれます。
いいワインに当たりました。
飲みごろ、ということを理解するには、手軽なお値段で楽しめる素晴らしい一本です。
2013年04月06日
もひとつ甲州、クレマチスの橙!
さて今日も甲州で行きましょう。
四恩醸造の、甲州種で造られたスパークリング、クレマチスの橙です。
写真では、光の加減でちょっとわかりにくいのですが、このワインは、なんとなくオレンジ色をしています。なので、クレマチスというシリーズの橙(だいだい)という名前で出ているのです。
甲州種という葡萄の果皮が、もともとそんな色をしております。

なので果皮ごと醸造すると、果皮の色素が抽出されて、ほんのりオレンジな色になるのです。
さて、毎年大人気のこのクレマチス・橙、2012年は非常にしっかりした葡萄が取れたおかげでしょう、なかなか味わいの濃密なワインになっています、泡はそれほど強くないのですが、ほんのりしゅわわぁ・・・ ないい感じです。どんな料理にも合わせやすそうな、まさに、四恩醸造が目指す、日々の食卓で楽しめる最強のテーブルワインです。
数が少ないので、ご興味ある方はぜひお早目に声をかけてください。1,785円、ワイナリーのこだわりの価格です。
四恩醸造の、甲州種で造られたスパークリング、クレマチスの橙です。
写真では、光の加減でちょっとわかりにくいのですが、このワインは、なんとなくオレンジ色をしています。なので、クレマチスというシリーズの橙(だいだい)という名前で出ているのです。
甲州種という葡萄の果皮が、もともとそんな色をしております。
なので果皮ごと醸造すると、果皮の色素が抽出されて、ほんのりオレンジな色になるのです。
さて、毎年大人気のこのクレマチス・橙、2012年は非常にしっかりした葡萄が取れたおかげでしょう、なかなか味わいの濃密なワインになっています、泡はそれほど強くないのですが、ほんのりしゅわわぁ・・・ ないい感じです。どんな料理にも合わせやすそうな、まさに、四恩醸造が目指す、日々の食卓で楽しめる最強のテーブルワインです。
数が少ないので、ご興味ある方はぜひお早目に声をかけてください。1,785円、ワイナリーのこだわりの価格です。
2013年04月05日
輝く 光・甲州!!!
甲州と言えばイメージするのは、「すっきりとしたちょっと柑橘系的なニュアンスを感じさせる飲みやすい白」、こんな感じでしょうか。
しかし中にはこんなすごいものもあるのです。

ルミエールの光・甲州。
最近ちょっとヴィンテージ若くなってしまいましたが、写真のものは2010年産。樽発酵、樽熟成で、樽を上手に取り込んだ、しかし決して樽の浮いた感じはしません、果実味と樽のニュアンスがとてもうまく溶け合って、バランスが取れて、渾然一体となった旨味を感じさせます。
グラスも、ブルゴーニュのシャルドネグラスがこのワインのおいしさを引き出します。
つまり、そういうことです。。。
しかしもともとの果実のポテンシャルが高くないと、このようなワインを造ることはできませんね。さすがです。
国産の白でこの品質で3,150円、決して高くないと思いますよ。
しかし中にはこんなすごいものもあるのです。
ルミエールの光・甲州。
最近ちょっとヴィンテージ若くなってしまいましたが、写真のものは2010年産。樽発酵、樽熟成で、樽を上手に取り込んだ、しかし決して樽の浮いた感じはしません、果実味と樽のニュアンスがとてもうまく溶け合って、バランスが取れて、渾然一体となった旨味を感じさせます。
グラスも、ブルゴーニュのシャルドネグラスがこのワインのおいしさを引き出します。
つまり、そういうことです。。。
しかしもともとの果実のポテンシャルが高くないと、このようなワインを造ることはできませんね。さすがです。
国産の白でこの品質で3,150円、決して高くないと思いますよ。
2013年04月03日
ラグレイン
イタリアの北部でときどき見かけるラグレインという品種の赤ワイン。赤ワインと言いながら、濃いめのロゼじゃないかい、といった感じの明るい色調のワインが多いのですが、色の割に味わいは結構果実味も濃く、私の大好きな品種の一つです。
そして今回仕入れたのがこれ。

ラグレインのロゼです。造り手は、アロイス・ラゲデール。
やはり、色から想像する以上に厚みのある果実味、こんなロゼもあるんだと、ちょっといい意味での驚き。見た目可愛いけれど実はかなりこわもて・・・ スケバン刑事(デカ)みたいなワインです。
お値段は1780円ですが、それ以上に楽しめる、えらいワインです!
そして今回仕入れたのがこれ。
ラグレインのロゼです。造り手は、アロイス・ラゲデール。
やはり、色から想像する以上に厚みのある果実味、こんなロゼもあるんだと、ちょっといい意味での驚き。見た目可愛いけれど実はかなりこわもて・・・ スケバン刑事(デカ)みたいなワインです。
お値段は1780円ですが、それ以上に楽しめる、えらいワインです!
2013年04月01日
シノン
ドメーヌ・ド・パリュのシノンです。

2009なのでかなりしっかり目と勝手に予測しつつ、開けてみたら意外にエレガント、ボルドーグラスよりピノグラスのほうがおいしくいただけました。
しかし二日目以降も結構しっかりと果実味があり、4日目くらいは、今度はボルドーグラスでおいしくなってくるという、何とも息の長い、かついろいろな表情を見せてくれる面白いワインでした。
今後とも注目していきたい造り手です。
2009なのでかなりしっかり目と勝手に予測しつつ、開けてみたら意外にエレガント、ボルドーグラスよりピノグラスのほうがおいしくいただけました。
しかし二日目以降も結構しっかりと果実味があり、4日目くらいは、今度はボルドーグラスでおいしくなってくるという、何とも息の長い、かついろいろな表情を見せてくれる面白いワインでした。
今後とも注目していきたい造り手です。