2013年06月27日

イル・カスターニョさんでお料理とワインの会のご案内

毎回大好評のうちに、ついに7回目を迎えます、目標は、イタリア全州制覇です、そして今回は、

ワインと料理でイタリア巡り 
   第7回 マルケ州の巻


開催の詳細が決定いたしました。

日時 平成25年 9月5日 (木) 19:00~21:00
会場 オステリア・イル・カスターニョ
会費 7000円
定員 17人

毎回、イタリアの州の一つに的を絞って、そこの郷土料理とワインを堪能する企画、5年間のイタリア料理修行経験のある、稲見シェフだからこその、イル・カスターニョさんらしい内容です。そして、私自身もいろいろと学びながら、稲見シェフに協力させていただいております。手前味噌ですが、とてもいい内容の企画だと思います。

過去6回も、毎回満席、しかも、リピーターの方が半数を占めている、これだけで満足度の高さがわかりますよね。

もちろん、どうぞ、初めての方も是非ご参加ください。


お申し込みは、

長島酒店 電話054-245-9260
イル・カスターニョ 電話054-247-0709

どちらでも受け付けております。  


Posted by ながしま at 20:28Comments(0)イベント

2013年06月26日

在来作物

昨日は、食のプロフェッショナル集団、静岡わさびの会で、井川の小河内に、在来作物の畑の視察に行ってきました。

そもそも在来作物とは何ぞや、ということですが、わたくしの下手な説明より、こちらをご覧ください。簡単に言ってしまえば、市場にはほとんど出回らないが、地域で栽培が続けられているその地域固有の野菜、といったところでしょうか。




こちらは、在来のにらです。見た目はスーパーで売っているものとそれほど変わりませんが、味わいびっくり、すすめられるままに恐る恐る生で食べて、そしておいしい、柔らかな口当たりのものでした。

他にも、にんにく、ジャガイモ、みょうが、ひえ、粟などの雑穀、いろいろあります。



にんにくを畑から抜いて、なんだかご機嫌の、イル・カスターニョの稲見シェフです…

在来作物の事を考えるということは、大げさに聞こえるかもしれませんが、自分の価値観、生き方を見つめることにもつながるような気がします。

今、静岡でも、静岡シネギャラリーにて、在来作物をテーマに撮られたドキュメンタリー映画「よみがえりのレシピ」が公開されています。私も来週見に行く予定です。



お昼は、在来作物ランチ、お肉は・・・ 熊でした。。。  


Posted by ながしま at 19:46Comments(0)造り手さん訪問記

2013年06月24日

なんだこりゃ!

なんだこりゃ! と驚いたのにはわけがある。そのわけとは、これ↓




初めて見ましたこのコルク。合成コルクですが、なかなか凝った造りをしているので、きっと高級合成コルクなんでしょうが、これから一般的になっていくのでしょうか。

問題は、長期熟成に向いているのか、という事ですね。

このコルクが使われていたのはこのワイン。



ダニエル・リオンのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・ル・ヴォクラン・2007(長島価格で3,420円)

ワインはとっても美味しかったです、2007年のブルゴーニュは、ちょうど今飲んでおいしいものが多いですね、しかし今考えてみると、合成コルクですが程よい熟成をしていました。ちゃんと熟成にも対応できるということでしょうか。

ワインがブショネだった時の、どこにもぶつけられない悔しさと言ったら・・・  ブショネがこの世からなくなってほしいものです。。。  


Posted by ながしま at 16:17Comments(0)ワインの紹介

2013年06月23日

ランブルスコ

ここ数年人気なのがランブルスコ、赤のスパークリングワインですね。手ごろな価格で、シチュエーションを選ばない気軽に楽しめる、大人のファンタグレープ、です。。。




そしてこれも、ランブルスコ。

あれれれ・・・ と思う方いらっしゃいますよね、そうです、色が薄いんです、一般的に出回っているランブルスコに比べて、淡い色合い。しかし、実はこれが、本来のランブルスコの色のようです。

ランブルスコって、最近日本で見かけるようになりましたが、赤のスパークリング、何か奇をてらったような印象がありますが、実は、イタリアのエミリアロマーニャでは、数百年前から人気のあるワインなのだそうです。

そしてこの、カヴィッキオーリ(造り手として最も知名度の高いところの一つらしいです)の、アンセストラルという伝統的な造りのものは、色は淡いですが、果実の風味がしっかり感じられ、3日経って泡があまりでなくなった状態でも、ワインとしてとてもおいしくいただくことが出来ました。

こちらは2340円と、ランブルスコとしてはちょっと高級な価格ですが、千円前後のものでも、ランブルスコは結構楽しめます、これからの時期実に重宝しそうな赤のスパークリング、大人のファンタグレープ、ランブルスコで、梅雨を乗り切ろう!  


Posted by ながしま at 19:33Comments(0)ワインの紹介

2013年06月22日

ソーヴィニョン・グリ×コンテ×梅ジャム

たまに見かける品種ですが、単一の100%というのはなかなか珍しいですね、ソーヴィニョン・グリのワインです。ボルドーは、アントル・ドゥー・メールのシャトー・ロック・ド・ペルブック・2011 です。




グリ、が着くブドウ品種は、うっすらオレンジ色、日本の甲州のような感じですね。うまく醸造すると、ワインに厚みが出ます。

これも、エキス分の高いコクのある味わい、非常にメリハリのあるスタイルです。

これに合いそうだとひらめいたのが、先日サヴァカの山口シェフよりいただいた梅の実から、長島が手作りした梅ジャム、これを、コンテと一緒に味わって、このワインを口に入れると、爽やかな旨味広がる素敵なマリアージュでした。

季節がら私の試飲も白が増えてきましたが、それ抜きにしても、なんとなく、白ワインを好きで飲む方が増えているような感じがする今日この頃です。

ソーヴィニョン・グリのたくましい果実味あふれるシャトー・ロック・ド・ペルブック、2160円でございます。  


Posted by ながしま at 19:27Comments(0)ワインの紹介

2013年06月21日

4年越し

4年前に仕入れて、ポテンシャルの高いいいワインなのになぁ・・・  と思いつつ、なんとなく味わいがまとまりきらず、なんかせいせいお客様にお勧めできず、そんな状況で年1回くらいずつ経過を見て行ったのですが、ついに、やっと、飲み頃の、本来のおいしさを感じる状態になってきました。




熟成って不思議です。ある程度の時間を超えると、(これはワインによって違うのでどのワインがどのくらいというのは飲んでみなけりゃわからない) すべての成分が混然一体となって、味わいに深みが増すというか、旨味の成分が何倍にも膨らむというか、そんな不思議なことがワインの中で起るような感じです。この熟成の作用は、日本酒でもありますね、やはり、旨味が深くなる、全体のまとまりが素晴らしく良くなる、、、 熟成って不思議です、そして素晴らしい。

エマニュエル・ジブロさんの、コート・ド・ボーヌ、ラ・グランド・シャトレーヌという、ジブロさんいわく、非常にエネルギーの高いパワースポットのような区画の葡萄から造られたワインです。(何か水が関係するようなことをおっしゃってたような記憶が・・・)

ヴィンテージ2006年、長島酒店店頭価格で3550円ですが、今のこのおいしさなら5000円払っても全く惜しくないレベルです。

4年待って、やっと全力でお勧めできる状態になりました。こんなにおいしくなったワインをお客様にご案内できるなんて、待ってて良かった。。。

おまけの写真


畑に立つナイスガイ、ジブロさんです。  


Posted by ながしま at 19:11Comments(0)ワインの紹介

2013年06月20日

イベント満席のお知らせと今後の予告!

先週から、様々にイレギュラーな用事が立て込んで、すっかりブログが更新されておりませんでした、ごめんなさい。

さて、7月17日の浮月楼さんで開催予定のミニワインパーティー、席のご予約が満席となりました。ありがとうございます。以後、キャンセル待ちでもよろしければ、受付させていただきます。

これから先数か月のイベント予告です


まずは、長島酒店のお客様のイベント、

6月24日 18:00~
「aperitivo aperitivo aperitif4」
アン・ドゥーさん、カスターニョさん、キャラバンさん、ビスクさん、ホテイヤさんの合同企画です。

会場となるビスクさんにて、5店舗のシェフ共演で、おいしいワインとアペリティフ、おつまみを楽しむイベントです。

当日券はありません、事前に、どちらかのお店で2000円の前売り券をお買い求めください。


続きまして、長島酒店と料理屋さんの合同企画、

9月1日 昼間
第4回 お日様の会
チーム・クマグス(うず、醸し人、成生、華音)と長島酒店が、酒蔵を巻き込んで一緒に開催する、大好評の、アウトドア地酒の会、今年はこの日に決まりました。

9月上旬 木曜日
料理とワインでイタリア巡り 第7回 マルケ州の巻
毎回すぐいっぱいになってしまう人気のイベントです!

10月中旬 どこかの月曜日
第2回 ひやおろし&熟成酒の会
こちらもチーム・クマグスとの共同企画。本気でうまい日本酒の数々を堪能していただきます。昨年この企画で、日本酒に目覚めてしまった人もいるほど、目からうろこの地酒の会です。

10月27日 朝から晩まで
バスで行く、ルミエール新酒祭り
昨年お休みしたらブーイングの嵐でした、今年は復活させてしっかりやります。
山梨のワイナリー、ルミエールさんの新酒祭りに、バスで駆けつけます。


ということで、楽しいイベント盛りだくさん、是非、全部参加してください。募集はまだこれからですが、手帳への記入、お忘れなく!



さてこちらのワイン、先々週のカスターニョさんのワイン会で、このワインを気に入ってくださったA様よりリクエストいただいていたワインです、入荷いたしましたよ!

  続きを読む


Posted by ながしま at 18:54Comments(0)イベント

2013年06月13日

「比較ワイン文化考」

いつのころからか事務所の本棚にずっとある本、「比較ワイン文化考」、なんとなく手にとって読み始めると、めちゃくちゃ面白い。ワインを見る新しい視点が、ざくざく入ってきます。




「・・・日本ではブドウ栽培とワイン生産の一体的な関係がとかく見過ごされがちであり、スノッブどもの安易なワイン談義がはびこれば、日本のワイン文化はますます風土とのかかわりを失って、浮薄なものになっていくだろうと感じられるからである。
 それはあたかも、西欧の食文化に深く根をはったワインを、切り花にして日本の食卓に飾ろうとするようなものだ。」
本文より

これだーっ! びりびりときました、この一節。

もっと、ワインを、日本の食卓に寄り添う、生活に馴染むものにしていきたい、薄っぺらなワイン文化でなく、有名シャトーや希少銘柄を飲みあさるのではなく、そう強く思いました。

高級ワインを否定するわけではありません、日々の生活のワインがあるから、ハレの日の特別なワインもまたさらにおいしくなるものですし。

しかし、この本、まだ全部読み終えていませんが、とにかく興味深い内容満載です。




そして本日気が付いたのですが、よく見たら、著者の、麻井宇介さんの、サイン入りでした・・・ そして、初版本です。

我が家の家宝とすることにいたしました。。。


  


Posted by ながしま at 20:19Comments(0)店主、長島が思ったこと

2013年06月12日

ここ数日のワインまみれな日々の事

10日 月曜日

静岡わさびの会総会 かなり真剣な2時間に及ぶ意見交換、10時から解放感でワインを飲み始めて、皆でいろいろ楽しく熱く語って、気が付けば朝の4時、カスターニョの稲見シェフに付き添われて何とか帰りました。。。

11日 火曜日

定休日ですが、7社合同試飲会という、ワインのインポーターが合同で開催する試飲会に参加。たっぷりワインを試飲してきました、が、新規導入できそうなものは数アイテムのみ。。。

12日 水曜日

昼から自然派ワインの試飲会、100種以上。しかし、この会は、口の中が疲れないのです。火曜日の試飲会は口の中がごわごわしてくるのですが、自然派のワインは、タンニンがやさしいのでしょうか、あまり疲れません。可能ならどれも採用したいものばかりですが、お客様のニーズと合っているのかというと・・・ 品揃えの難しいところです。
意外と早く終わったので、もう一つ寄って行こうということで、アストルさんの月例試飲会にも参加。この会社は、ファインボルドーワイン専門輸入業者さん。面白いもの数アイテム見つけてきました。


ということで、ワインまみれな三日間、さて今から、晩御飯、ワイン何飲みましょう・・・

おまけの写真


わさびの会総会終了後の懇親会の一コマ、お食事準備中、豪華ですね、3人のシェフがお料理準備中!!!
  


Posted by ながしま at 21:21Comments(0)店主のつぶやき

2013年06月10日

ポルトガルワイン、カルムの白

長島酒店でもポルトガルの定番ワインとして人気の高いカルムの、白の上級キュヴェをご紹介します。




さて、SO2フリーとは何とも変わった名前ですが、SO2(二酸化硫黄)を全く使用していないワインである、ということなんですね。SO2(二酸化硫黄)とは、そうです、いわゆる酸化防止剤の事。

実は真面目な造り手さん、きちんとした葡萄栽培をして、きちんと醸造もできる人は、SO2フリーでワインを造りたいんです。しかし、全く酸化防止剤なしで造るということは、とても多くのリスクを伴います。経営的なことを考えると、全くなしにすることは、とても難しいんです。

とはいえ、このカルムのように、一部のキュヴェのみ、SO2を使用しないで出荷するという造り手も、ちらほらいるんですね。

SO2を入れないとどうなるか、理屈抜きで、飲んでみるとわかります。のど越しが、きれいなんです。スーッと体に沁み渡る感じ。しみじみと、旨いんです。

確かに、可能であれば、SO2入れないほうが、ワインはおいしいだろうな、可能であれば。

その貴重なSO2フリー、めったに飲めないので、是非一度、どんなものなのか、飲んでみてください。目からうろこです。

カルムのSO2フリー、2680円です。

  


Posted by ながしま at 19:12Comments(0)ワインの紹介

2013年06月08日

今年も梅丸だ!

地酒、地ビール、地焼酎もあります、ご当地もの充実の静岡のお酒ですが、毎年この時期好評のものがこちらです。志太泉の地梅酒、梅丸です!




地元のお米で仕込んだ純米酒に、地元で採れた梅を漬け込みました。1年間の熟成を経て、この時期出荷されます。

毎年人気で、この時期になると問い合わせが多くなるのですが、人気の秘密はその上品な味わいでしょうか。

アルコール度数も11度と、ほとんどワインと同じ度数ですが、飲み方も、白ワインと同じように、ボトルごと冷やして、氷を入れたり水やソーダで割ったりせず、そのまま飲むのがおすすめです。味わいのイメージは、ドイツの白ワインのような感覚ですね。

志太泉の梅丸、1,8Lの2940円のものと、500MLで1260円のもの、梅の実が入ったカップ入りの380円のものと、3種類で数量限定販売中です。  


Posted by ながしま at 19:43Comments(0)地酒の紹介

2013年06月07日

ミニハーブ園

我が家のキッチンの南側がウッドデッキになっています。そこで、なんちゃってミニハーブ園を始めました。




植わっているのは、ミントに、タイム、バジルです。そして土だけの鉢は、うまくいけば2週間後に発芽するはずですが・・・

実はこれ、一番ほしかった、イタリアンパセリの苗が売り切れということで、次回入荷も未定と言われてしまい、結局種を購入してきたのであります。

某お茶屋さんと、どちらがいいパセリを育てられるか、競争です!

すみません、私、勝手に挑んでます。。。

上手くパセリが出来たらまたご報告します。  


Posted by ながしま at 20:06Comments(1)店主のつぶやき

2013年06月05日

たくさんのワイン飲み比べ! ワインパーティーのご案内

久々のワインパーティーのご案内です。

まだ最終出品数は決まっていませんが、毎回およそ30前後のアイテムを楽しむことができる、長島酒店主催のワインパーティーを、久しぶりに開催いたします。

ワイン飲み比べだけでなく、オードブルも付いて、会費3000円なので毎回大好評、是非ご参加ください、楽しい会です。

それでは詳細です。

「長島酒店ミニワインパーティー」

日時 7月17日 水曜日 18:00~20:00
会場 浮月楼内 カフェ・ライフタイム
   静岡市葵区紺屋町 11-1
会費 3000円
定員 30名

お申し込みは 長島酒店までお願いいたします。
電話054-245-9260

  


Posted by ながしま at 18:37Comments(0)イベント

2013年06月03日

カネオトさんの絶品珍味パートⅡ

この写真は




カネオトさんの、カツオのハラモの釜茹でを、フライパンで油を敷かずに弱火であぶったものに、同じくカネオトさんのカツオの塩辛をトッピングしたものです。

やばいです。

日本酒止まりません・・・

ハラモの旨味、塩辛の旨味、燗酒の旨味、口中でマリアージュ、至福の晩酌です。。。  


Posted by ながしま at 20:26Comments(0)オススメの旨いもん

2013年06月01日

焼津、カネオト石橋商店さんの絶品珍味

先日、焼津のカネオト石橋商店さんを訪問してきました。




石橋さんは数年前からのお知り合いですが、会社にお邪魔したのは今回が初めてです。以前居酒屋でご一緒させていただいたときに、かなり熱い、魚に対する思いを垣間見ていましたので、相当期待して訪問させていただいたのですが、期待を裏切らない見事なお魚の加工品の数々を見つけてきました。

カネオト石橋商店さんは、焼津で揚がった新鮮なカツオやマグロの加工品を造っていらっしゃる会社です。なまりぶし(釜茹でした切り身)が有名ですが、そのマグロやカツオも、どこでどの時期にとれたものか、その辺りまでこだわりぬいて、おいしいお魚を消費者に食べていただきたい、そんな心意気が、石橋さんのお話を聞いていると伝わってきます。

これは、塩辛を造っているところ。




お酒の樽で言うところの、四斗樽に、およそ60㎏のカツオの塩辛が。これを一日数回、このようにかき混ぜるんだそうです。

実は私、カツオの塩辛って、苦手でした。魚のにおいが濃厚すぎて。でも、これは食べられちゃいました。しかも、おいしいおいしいと言いながら。

いやぁ、これから少しずつ、長島酒店の店頭でも、こちらの商品扱わせていただきます、日本酒のつまみとして、ちょっとやばいくらいに、はまりそうですよ!!!

また、随時ご案内していきます。


  


Posted by ながしま at 19:53Comments(2)オススメの旨いもん