2013年06月21日

4年越し

4年前に仕入れて、ポテンシャルの高いいいワインなのになぁ・・・  と思いつつ、なんとなく味わいがまとまりきらず、なんかせいせいお客様にお勧めできず、そんな状況で年1回くらいずつ経過を見て行ったのですが、ついに、やっと、飲み頃の、本来のおいしさを感じる状態になってきました。




熟成って不思議です。ある程度の時間を超えると、(これはワインによって違うのでどのワインがどのくらいというのは飲んでみなけりゃわからない) すべての成分が混然一体となって、味わいに深みが増すというか、旨味の成分が何倍にも膨らむというか、そんな不思議なことがワインの中で起るような感じです。この熟成の作用は、日本酒でもありますね、やはり、旨味が深くなる、全体のまとまりが素晴らしく良くなる、、、 熟成って不思議です、そして素晴らしい。

エマニュエル・ジブロさんの、コート・ド・ボーヌ、ラ・グランド・シャトレーヌという、ジブロさんいわく、非常にエネルギーの高いパワースポットのような区画の葡萄から造られたワインです。(何か水が関係するようなことをおっしゃってたような記憶が・・・)

ヴィンテージ2006年、長島酒店店頭価格で3550円ですが、今のこのおいしさなら5000円払っても全く惜しくないレベルです。

4年待って、やっと全力でお勧めできる状態になりました。こんなにおいしくなったワインをお客様にご案内できるなんて、待ってて良かった。。。

おまけの写真


畑に立つナイスガイ、ジブロさんです。  


Posted by ながしま at 19:11Comments(0)ワインの紹介