2013年11月06日
えぐ味
取り扱っていたのはもう10年くらい前になるでしょうか。当時、とっても渋いワインで、これは時間をおいたらどうなるだろうかと、興味本位で熟成させてみたワインです。
当時の価格で2000円台だったと思います。サンジョヴェーゼにメルローのブレンド。とにかく、濃くて渋い印象だったのですが・・・

うまく熟成していました。暴れまくっていたタンニンは、穏やかな落ち着いた果実味を伴って優しくなっておりました。が、しかし・・・
えぐみだけは消えていません。渋いのとえぐいのと、微妙にニュアンスが違います。私の言うえぐみは、下の中央、付け根のあたりで感じます。これはおそらく醸造上の何らかの失敗で出るのではないかと思うのですが、やはりえぐみが突出しているのは、心地よくありません。
幸いこのワインは、大きめのグラスで飲むと果実味が広がり、えぐみも緩和され、食事しながらであればさほど気にならない程度ではありましたが。
えぐみは、熟成しても消えない、ということを、再認識した一本でした。
当時の価格で2000円台だったと思います。サンジョヴェーゼにメルローのブレンド。とにかく、濃くて渋い印象だったのですが・・・

うまく熟成していました。暴れまくっていたタンニンは、穏やかな落ち着いた果実味を伴って優しくなっておりました。が、しかし・・・
えぐみだけは消えていません。渋いのとえぐいのと、微妙にニュアンスが違います。私の言うえぐみは、下の中央、付け根のあたりで感じます。これはおそらく醸造上の何らかの失敗で出るのではないかと思うのですが、やはりえぐみが突出しているのは、心地よくありません。
幸いこのワインは、大きめのグラスで飲むと果実味が広がり、えぐみも緩和され、食事しながらであればさほど気にならない程度ではありましたが。
えぐみは、熟成しても消えない、ということを、再認識した一本でした。
Posted by ながしま at 16:26│Comments(0)
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