2010年05月14日

復活、志太杜氏

本日所用で、藤枝で喜久酔を造る青島酒造さんに立ち寄った際、杜氏も兼ねる、専務の青島さんにすごいニュースを聞いてしまいました。

何と、志太杜氏が復活していたのです。

今、日本国内では、南部杜氏や、能登杜氏が有名です。しかし、かつては、志太杜氏も、静岡で活躍していたのですが、ここしばらくは実際の志太杜氏の資格をもつ人は、現役ではいなかったんです。

しかし、実はまだご存命の志太杜氏さんがお二人いらっしゃり、その技を数年かけて受け継ぎ、ついに、昨年秋に、免状をいただいた、新しい志太杜氏が、喜久酔の青島さんと、満寿一の増井さん。

南部杜氏と志太杜氏両方の技を知る青島さん曰く、やはり、温暖な静岡の志太杜氏だけに、風土に適した技術が要所要所にあるんだと言うお話、日本酒は、地域の特色をもつ杜氏の技も含めてのテロワールなのでは無いかと言う考察、非常に興味深かったです。

それにしても、志太杜氏復活、うれしいですね。

ますます、喜久酔と満寿一に注目です!


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Posted by ながしま at 19:48│Comments(3)地酒の紹介
この記事へのコメント
こんにちわー 伊東のもちづきです♪
静岡の地酒のますますの発展に うれしいニュースですね!!
喜久酔・・・大好きなのに最近メッキリ飲んでないっす・・・こちらには全く売ってない>< 長島酒店に足を運ぶしかないですね♪
Posted by もちづき at 2010年05月15日 10:24
南部や能登の杜氏は知っていましたが、志太杜氏があったのは知りませんでした。でも、御存命の方がいらしたからこそ復活を果たせたので、運が良かったと申せますか、兎に角何よりです。
貴重な技術や文化が継承出来ずに、消滅する事が問題になる今のこの国ですから…。
原料及びその地域の気候風土を理解して、それに合わせた技術技法を用いるというのは、酒に限らず本来は当り前の事ではないでしょうか。
ただ、ワインでは、テロワール等と言いながら、本来あるべき個性や表情を欠いた「Grand Vin という名の商業主義的かつ高額な大衆酒」が跋扈するのが現実です。
日本酒の場合幸いにしてまだグローバルな存在ではないので、地道に丁寧にテロワールを表現したお酒がまだまだ作られる余地はありますし、又この事を追求される蔵が全国各地に増える事を願っております。
Posted by Blairfindy1号2号 at 2010年05月15日 11:22
もちづきさん、ご実家に帰る事あったらまた遊びによってくださいね!

Blairfindy1号2号さん、やはり本物は、風土に根ざしたものですよね。ワインでも、地酒でも、ウィスキーでも。
どのカテゴリーでも、商業ベースになってしまうと、個性もへったくれもなくなってしまいますが・・・ 日本酒で割りと有名な蔵でも、米も遠方から取り寄せ、水も他所から汲んできて、地酒を名乗っている変なところもありますし、ワインでも、地道に風土に根ざしてがんばっているところも、割合にすると圧倒的に少数派ですが、いない事もないんですよ。特に、若い人たちの中に、意識的に原点回帰している人たちが多いのが、頼もしい限りです。

何が本物か、見極める目が、大切ですよね。
Posted by ながしま at 2010年05月15日 13:17
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    コメント(3)