2012年11月27日

オーガニックが地球に優しいとは限らない・・・

ワインに関してですが、必ずしも、有機栽培が地球に優しいとは限らない・・・

私にとってはかなりガツンとくるレポートでした。本屋さんでは発売していませんが、老舗のワイン業界誌の、生産者現地レポートの記事の中にあった一節です。

考え方も、醸造方法も、出来上がるワインの風味も、私の好みのタイプが多いので、オーガニック系のものを仕入れることも多いのですが、まさか、地球に余分な負荷をかけていることもあるのかと。。。

例えば、化学肥料ではなく、自然の産物として有機栽培でも認定されている銅、これの採取にかかるエネルギーの二酸化炭素排出量が、一般的な化学薬品に比べると桁違いに多い、という話とか。

なるほどなぁ。

この話をしているブルゴーニュの造り手も、有機栽培でワインを造りながら、このような現実も受け入れているわけですね。

何が良くて何が悪いか、いろいろな角度から答えも変わってきます、あまり自分のものの見方にこだわらず、広い視野で、大きな耳で、人の話も聞きたいものです。

非常に勉強になる記事でした。  


Posted by ながしま at 19:46Comments(0)店主、長島が思ったこと