2018年11月16日
いい晩酌のススメ! ボージョレヌーヴォー、確かに今年は旨い!!
フランスの生産者さんからの事前レポートで、今年は葡萄がとても良いとは聞いていましたが、今のところ2銘柄開けましたが、確かに、旨い!!

こんなおいしいヌーヴォーなら、一年に一回出来立てを飲むのもいいですね。。。
こちらは、元料理人の真面目で優しい、ラパリュさんの造るボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーです!

こんなおいしいヌーヴォーなら、一年に一回出来立てを飲むのもいいですね。。。
こちらは、元料理人の真面目で優しい、ラパリュさんの造るボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーです!
2018年11月03日
いい晩酌のススメ! 本日ベリーAと甲州が解禁になりました!
ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は11月第3木曜日、そして、山梨のヌーヴォー、マスカットベリーAと甲州は、毎年11月3日が解禁日です。
という事で、今年もルミエールのベリーAと甲州が入荷しております。

私は最近のボージョレ・ヌーヴォーイベントに今一つ納得していないのですが、静岡市から90㎞しか離れていない醸造所で造られた、山梨のヌーヴォーを楽しむことには、大いに賛成です!!
もうちょっと言えば、フランスでもきちんとつくられたボージョレー・ヌーヴォーを年に1本楽しむことは大いに結構だと思います、ワイン好きの軽いお祭り的なイベントとしては。
それが、粗悪な造りで飲むと頭が痛くなるような品質のものを、ペットボトルに詰めて、スーパーの店頭に山積みして、売れ残りはたたき売りで・・・ そんな、売り上げ追求のためのボージョレ・ヌーヴォー企画で、ついにワイン好きの楽しみも崩壊してしまった、といった感じでしょうか。
余談でした。
とにかく、山梨ワインの新酒、これなかなかにいいですよ!
デラウェアがかなり濃厚だったので、甲州もその方向かと予想していたら、見事に空振り、かなりシャープな辛口に仕上がっていました、ルミエールは。
ベリーAはとてもチャーミングな味わい、程よく詰まった感じですが渋さすっぱさ一切なく、とても飲み心地良く、新酒らしいフレッシュな果実味、これ美味しいです。
お値段それぞれ1600円、是非お楽しみください!!
という事で、今年もルミエールのベリーAと甲州が入荷しております。

私は最近のボージョレ・ヌーヴォーイベントに今一つ納得していないのですが、静岡市から90㎞しか離れていない醸造所で造られた、山梨のヌーヴォーを楽しむことには、大いに賛成です!!
もうちょっと言えば、フランスでもきちんとつくられたボージョレー・ヌーヴォーを年に1本楽しむことは大いに結構だと思います、ワイン好きの軽いお祭り的なイベントとしては。
それが、粗悪な造りで飲むと頭が痛くなるような品質のものを、ペットボトルに詰めて、スーパーの店頭に山積みして、売れ残りはたたき売りで・・・ そんな、売り上げ追求のためのボージョレ・ヌーヴォー企画で、ついにワイン好きの楽しみも崩壊してしまった、といった感じでしょうか。
余談でした。
とにかく、山梨ワインの新酒、これなかなかにいいですよ!
デラウェアがかなり濃厚だったので、甲州もその方向かと予想していたら、見事に空振り、かなりシャープな辛口に仕上がっていました、ルミエールは。
ベリーAはとてもチャーミングな味わい、程よく詰まった感じですが渋さすっぱさ一切なく、とても飲み心地良く、新酒らしいフレッシュな果実味、これ美味しいです。
お値段それぞれ1600円、是非お楽しみください!!
2018年11月01日
いい晩酌のススメ! 濃厚03ボルドーの実力!
とても興味をそそられるワインを仕入れました。

03年のボルドーです。
03は、非常に暑かった年で、ワインも下手に造ると、過熟な風味だったり、焦げたような風味だったり、ちょっと飲みにくい場合があったりしますが、インポーターさんが言うには、このワインはそんな心配全くありませんと。
また、この造り手、ボルドーではまだ少数のナチュラルな栽培、醸造を実践するワイナリーで、通常定番で取り扱っているワインもとても良い物なので、この03も仕入れてみようと思ったわけです。
さて実際開けて飲んでみたところ、確かに、過熟的なおかしなニュアンスは感じませんが、かなり味わい濃厚でボリュームたっぷり。そう思いながらラベルを確認すると、なんとアルコール度数14.5%。。。
一般的な年は13%から高くて14%、これは、確かに葡萄の糖度が高かったのだろうと予想されます。
実際、開けたてはちょっとアルコール感の高さにグラスが進みませんでしたが・・・
3日目には、アルコールくささは完全に消えて、とてもバランスよく豊潤な味わいのワインに、あまり熟成しているニュアンスも感じさせず、15年前のワインとしてはとてもリッチで、かつ嫌味なく、とても良いワインになっていました。
シャトー・サント・リュス・ベルヴュー・2003、3540円でお待ちしてます。
ナチュラルボルドーで豊潤で適度な熟成を経た、なかなかに珍しいポジションのワインです!

03年のボルドーです。
03は、非常に暑かった年で、ワインも下手に造ると、過熟な風味だったり、焦げたような風味だったり、ちょっと飲みにくい場合があったりしますが、インポーターさんが言うには、このワインはそんな心配全くありませんと。
また、この造り手、ボルドーではまだ少数のナチュラルな栽培、醸造を実践するワイナリーで、通常定番で取り扱っているワインもとても良い物なので、この03も仕入れてみようと思ったわけです。
さて実際開けて飲んでみたところ、確かに、過熟的なおかしなニュアンスは感じませんが、かなり味わい濃厚でボリュームたっぷり。そう思いながらラベルを確認すると、なんとアルコール度数14.5%。。。
一般的な年は13%から高くて14%、これは、確かに葡萄の糖度が高かったのだろうと予想されます。
実際、開けたてはちょっとアルコール感の高さにグラスが進みませんでしたが・・・
3日目には、アルコールくささは完全に消えて、とてもバランスよく豊潤な味わいのワインに、あまり熟成しているニュアンスも感じさせず、15年前のワインとしてはとてもリッチで、かつ嫌味なく、とても良いワインになっていました。
シャトー・サント・リュス・ベルヴュー・2003、3540円でお待ちしてます。
ナチュラルボルドーで豊潤で適度な熟成を経た、なかなかに珍しいポジションのワインです!
2018年10月26日
いい晩酌のススメ! 山梨からミルズ!!
今年の猛暑は、ミルズをもっと甘くしたかと思って開けてみたところ、意外や意外、バランスよくまとまって食中で楽しめる美味しいワインに仕上がっていました。

そもそもミルズって品種、ここルミエールより他で見たことのない珍しい品種ですね。
とても香りが高く、フルーティさむんむんなのです、今まで私の好み的に少し甘さが強かったので、今年はどれだけ甘いことだろうと、勝手に想像していましたが・・・
やはりワインは、開けてみなければわかりませんね。
今年のミルズ、私的にはなかなかのヒットです!

そもそもミルズって品種、ここルミエールより他で見たことのない珍しい品種ですね。
とても香りが高く、フルーティさむんむんなのです、今まで私の好み的に少し甘さが強かったので、今年はどれだけ甘いことだろうと、勝手に想像していましたが・・・
やはりワインは、開けてみなければわかりませんね。
今年のミルズ、私的にはなかなかのヒットです!
2018年10月25日
いい晩酌のススメ! ポルトガルから!!
さすがに、この時期になると、赤ワインも良いなとしみじみ思います。実際この夏はあの猛暑、さすがに、私自身の赤ワインの消費も減りました。
さてさて、秋から飲んでおいしい赤ワイン、ご紹介させていただきます。

マルケス・ダルメイダ2015、カルムと言う生産者です。なんとお値段1200円(外税)。
このカルムと言う生産者、なかなか積極的にワイン造りにチャレンジしていて長島酒店の店頭でも、SO2フリー(二酸化硫黄無添加)のドゥロ・ティントが評判良いのですが、試しに一番お手頃価格ワインを仕入れてみました。
ポルトガルのお手頃ワイン、押しなべて、適度な渋みがあるのですね。このワインに限らず。
最近のデイリーワインは、消費者の嗜好を意識してのことだと思います、あまり、渋いワイン、と言うものを見かけなくなってきました。なので、渋いワインがほしい、とお客様のリクエストになかなか、これだ! とお答えできなかったのですが、ポルトガルのワインを仕入れてからは、何とか、1000円台前半での渋いワインリクエストに応えられるようになりました。
しかも、ただ渋みがあるだけでなく、きちんと果実味があるのが良いところ。
ポルトガルワイン、赤ももちろん、白もコスパの高いものが多いですね。
試飲用にバラで新規のポルトガルワイン複数仕入れましたので、その中から選りすぐって、又面白いものご紹介できると思います。
お楽しみに!
さてさて、秋から飲んでおいしい赤ワイン、ご紹介させていただきます。

マルケス・ダルメイダ2015、カルムと言う生産者です。なんとお値段1200円(外税)。
このカルムと言う生産者、なかなか積極的にワイン造りにチャレンジしていて長島酒店の店頭でも、SO2フリー(二酸化硫黄無添加)のドゥロ・ティントが評判良いのですが、試しに一番お手頃価格ワインを仕入れてみました。
ポルトガルのお手頃ワイン、押しなべて、適度な渋みがあるのですね。このワインに限らず。
最近のデイリーワインは、消費者の嗜好を意識してのことだと思います、あまり、渋いワイン、と言うものを見かけなくなってきました。なので、渋いワインがほしい、とお客様のリクエストになかなか、これだ! とお答えできなかったのですが、ポルトガルのワインを仕入れてからは、何とか、1000円台前半での渋いワインリクエストに応えられるようになりました。
しかも、ただ渋みがあるだけでなく、きちんと果実味があるのが良いところ。
ポルトガルワイン、赤ももちろん、白もコスパの高いものが多いですね。
試飲用にバラで新規のポルトガルワイン複数仕入れましたので、その中から選りすぐって、又面白いものご紹介できると思います。
お楽しみに!
2018年10月11日
いい晩酌のススメ! 日本ワインの新酒入り始めました!!
ベリーAと甲州は、11月3日が新酒の解禁日ですが、それ以外は特にしばりもないので、毎年、このワインは早く入ってきます。

ルミエールから、デラウェアの新酒です。
ラベルが変わりましたね。甲府盆地から見える景色がラベルになっています。確かに、こんな景色ですね。。。
今年のデラの新酒は、かなり味濃いです。猛暑で葡萄の糖度が上がったのでしょうか。
例年の爽やかさからはちょっとイメージ違いますが、デラウェアの美味しさがたっぷり詰まったワインになっています。我が家のおかずの一品ではトマト系のミネストローネとよく合いました。
ボージョレの話題もいいですが、せっかくすぐ近くで造られたおいしい国産ワインの新酒が楽しめるのです、今だけのお楽しみ、ぜひ味わってください!

ルミエールから、デラウェアの新酒です。
ラベルが変わりましたね。甲府盆地から見える景色がラベルになっています。確かに、こんな景色ですね。。。
今年のデラの新酒は、かなり味濃いです。猛暑で葡萄の糖度が上がったのでしょうか。
例年の爽やかさからはちょっとイメージ違いますが、デラウェアの美味しさがたっぷり詰まったワインになっています。我が家のおかずの一品ではトマト系のミネストローネとよく合いました。
ボージョレの話題もいいですが、せっかくすぐ近くで造られたおいしい国産ワインの新酒が楽しめるのです、今だけのお楽しみ、ぜひ味わってください!
2018年09月19日
いい晩酌のススメ! これぞ、アリゴテ!
ブルゴーニュ・アリゴテ、ディディエ・モンショヴェです。

すっぱいまでは行きませんが、かなりきりっとした味わいです。背筋が伸びます。
シャキッとしたいときにどうぞ!

すっぱいまでは行きませんが、かなりきりっとした味わいです。背筋が伸びます。
シャキッとしたいときにどうぞ!
2018年09月17日
いい晩酌のススメ! このシャルドネは旨い!!
先日試飲会で見つけました。

千円台中盤のシャルドネって、今さらながら・・・ とは思ったのですが、しかしこのシャルドネは非常に個性的だったので、仕入れてしまいました。
何が個性的かと言うと、とてもミネラリーなしっかりとした骨格があるシャルドネなのです。とても存在感のあるシャルドネなのですね。
シャルドネと言うワイン、とても栽培もしやすいらしく、世界中でワインも造られていますが、今度、土壌ごとの違いを見たりするのも面白いだろうという事で、近いうちにワイン道場のテーマにしてみたいと思います!

千円台中盤のシャルドネって、今さらながら・・・ とは思ったのですが、しかしこのシャルドネは非常に個性的だったので、仕入れてしまいました。
何が個性的かと言うと、とてもミネラリーなしっかりとした骨格があるシャルドネなのです。とても存在感のあるシャルドネなのですね。
シャルドネと言うワイン、とても栽培もしやすいらしく、世界中でワインも造られていますが、今度、土壌ごとの違いを見たりするのも面白いだろうという事で、近いうちにワイン道場のテーマにしてみたいと思います!
2018年09月13日
いい晩酌のススメ! 久しぶりのアッシジロッソ!!

イタリア、ウンブリア州の、スポルトレッティと言う造り手の、アッシジ・ロッソです。もう何年か前にも使っていましたが、何となく久しぶりに又仕入れてみました。
ヴィンテージは2016年、品種はサンジョヴェーゼメインにカベルネとメルローと言うモダンな組み合わせ。ヴィンテージの特徴なのか、以前より軽やかさがあるような。 薄っぺらいというわけではありません。 骨格はしっかりありながらも、ジューシーな果実味が心地よいのです。
これは、さくさくーっと一本空いてしまいそうな飲み心地の良いワイン。 お料理も割と幅広く会いそうです。 お値段も1460円と手ごろなので、気軽に晩酌で楽しめるワインですね!
2018年09月07日
いい晩酌のススメ! 超大型新人発掘!!

スペインのワインです。
ワインの名前は、「ルマーズ・ロブレ」、試飲していて、来た~っ!! と唸りました。
1290円ですが、この価格帯で素晴らしいワインを見つけると、脳みそが震えます。。。
そこそこの値段を出しておいしいのは今や当たり前、1290円払えば1290円なりの美味しいワインはスーパーでも買えます。
でも、数ある1290円のワインの中で、本当に価値あるワインを見つけられるかどうかが、プロの酒屋の仕事だと思っています。
だから、この値段で、こんなに素晴らしい品質のワインを見つけると、酒屋冥利に尽きるというか、自分でもとっても嬉しくなってしまいます。
葡萄品種は、テンプラニーリョ100%、かなり凝縮した果汁感ですが、決して重苦しくない、心地よくナチュラルな飲み心地、素晴らしいワインです。
栓を抜いて何もせず1週間置いておいても残ったグラス1杯のワイン、美味しくいただきました。。。
素晴らしいポテンシャルの高さ。
長島酒店の1290円ワインは、静岡一美味しい1290円ワインです、きっと。。。
ルマーズ・ロブレ、ぜひ一度お試しください。
2018年09月01日
いい晩酌のススメ! ピニョレット!!
最近、イタリアの白の新商品無いよねと言われて、仕入れたのがこのワインです。

品種はピニョレット。
マリア・ボルトロッティと言う造り手の、マモロという名前のワインです。エミリア・ロマーニャ州。
色はかなり濃い黄色で、シードルの様な果実味を感じますが、還元的な香りという意味ではないです。リンゴ的な果実味と言うニュアンスです。
そしてとてもミネラリーで、旨味を感じるワインです。角がなくまろやかだけど、鉱物的な味わい。面白いワインですね。
私はかなり好きなタイプです。
マリア・ボルトロッティのマモロ・ピニョレット。1980円(税抜き)也!

品種はピニョレット。
マリア・ボルトロッティと言う造り手の、マモロという名前のワインです。エミリア・ロマーニャ州。
色はかなり濃い黄色で、シードルの様な果実味を感じますが、還元的な香りという意味ではないです。リンゴ的な果実味と言うニュアンスです。
そしてとてもミネラリーで、旨味を感じるワインです。角がなくまろやかだけど、鉱物的な味わい。面白いワインですね。
私はかなり好きなタイプです。
マリア・ボルトロッティのマモロ・ピニョレット。1980円(税抜き)也!
2018年08月27日
いい晩酌のススメ! ラングドックのロゼです!!
ラングドックの、ソムリエからワイン生産者に転身したローラン・バニョールさんの造るロゼワインです。

マス・ローのロゼ・キュヴェ・メリナ。
カリニャンと、地元でウイヤードと呼ばれるサンソーの古木から造られています。
味わいは、結構味も濃くしっかりしており、甘口ではないけれど辛口とも言い切れない微妙なバランスです、どんな料理が合うかなと思いながら、ちょうど我が家のバンバンジー的サラダと味わいピッタリ。
なるほど、味わいのしっかりした、まったり系のお料理と相性良さそうですね。エビチリなんかも良さそうです。中華系のお店にあったら大活躍しそうなワインです!

マス・ローのロゼ・キュヴェ・メリナ。
カリニャンと、地元でウイヤードと呼ばれるサンソーの古木から造られています。
味わいは、結構味も濃くしっかりしており、甘口ではないけれど辛口とも言い切れない微妙なバランスです、どんな料理が合うかなと思いながら、ちょうど我が家のバンバンジー的サラダと味わいピッタリ。
なるほど、味わいのしっかりした、まったり系のお料理と相性良さそうですね。エビチリなんかも良さそうです。中華系のお店にあったら大活躍しそうなワインです!
2018年08月17日
いい晩酌のススメ! ドルチェット!!
たまたま、珍しく、連続してドルチェットを開けました。

エリオ・アルターレのドルチェット・ダルバ2014
と

マリオ・マレンゴのドルチェット・ダルバ2015
ドルチェットは、ドルチェから連想するに甘いワインと思いきや、ジャンシス・ロビンソンさんの葡萄ガイドによれば、タンニンがしっかりした品種なので醸造が難しいと…
確かに、エリオ・アルターレのものは、真っ黒な液体で、結構しっかり系のワインでした。
対して、マリオ・マレンゴの方は、やはり黒系果実が支配的なのですが、ほんのり赤い果実も顔をのぞかせているような印象です。
エリオ・アルターレの方が1000円くらいお高いんですが、今の時期軽く冷やして飲むのにはマリオ・マレンゴの方がいいかもしれません。
これが寒くなってきて、室温で飲むとなるとまた変わってくるのでしょうが。。。
同じドルチェット・ダルバでも、もちろんヴィンテージの違いもあるとは思いますが、スタイルもだいぶ変わりますね、そうです、だからワインは面白い!

エリオ・アルターレのドルチェット・ダルバ2014
と

マリオ・マレンゴのドルチェット・ダルバ2015
ドルチェットは、ドルチェから連想するに甘いワインと思いきや、ジャンシス・ロビンソンさんの葡萄ガイドによれば、タンニンがしっかりした品種なので醸造が難しいと…
確かに、エリオ・アルターレのものは、真っ黒な液体で、結構しっかり系のワインでした。
対して、マリオ・マレンゴの方は、やはり黒系果実が支配的なのですが、ほんのり赤い果実も顔をのぞかせているような印象です。
エリオ・アルターレの方が1000円くらいお高いんですが、今の時期軽く冷やして飲むのにはマリオ・マレンゴの方がいいかもしれません。
これが寒くなってきて、室温で飲むとなるとまた変わってくるのでしょうが。。。
同じドルチェット・ダルバでも、もちろんヴィンテージの違いもあるとは思いますが、スタイルもだいぶ変わりますね、そうです、だからワインは面白い!
2018年08月09日
いい晩酌のススメ! ブルイィ、旨いぃ!
この時期になると酒屋の頭を悩ますこと、お判りになりますか・・・
答えは、ボージョレ・ヌーヴォーの予約なのです。。。
11月に中ごろ解禁になるボージョレ・ヌーヴォーですがほとんどが8月中に希望数を伝えなければならないのです。どれくらい何が売れそうか予測を立てて今から発注するのは、割と悩ましい作業なのですね。
さてボージョレつながりで紹介するのがこのワイン。

ボージョレのエリアでも、いい村にある畑は、その村名を名乗ることが出来ます。クリュ・ボージョレというカテゴリーで、モルゴンとか、フルーリー、ジュリエナ、ムーランナヴァンも有名ですね、そしてこのワインは、ブルイィ。造り手はラピエールの一番弟子と言われるデコンブさんです。
ヌーヴォーもいいですが、ヌーヴォーと同じくらいの価格で、もっとまともなクリュ・ボージョレが飲めるじゃないか、新酒ならもっと国産ワインの新酒を楽しもうよ!!! と言うのが私の本音ですが。。。
というわけで、日本ではヌーヴォーばかりが飲まれていますが、ちゃんとしたボージョレのワイン、飲んでみてください、美味しいですよ!!
私、ガメイ好きなんです。。。
答えは、ボージョレ・ヌーヴォーの予約なのです。。。
11月に中ごろ解禁になるボージョレ・ヌーヴォーですがほとんどが8月中に希望数を伝えなければならないのです。どれくらい何が売れそうか予測を立てて今から発注するのは、割と悩ましい作業なのですね。
さてボージョレつながりで紹介するのがこのワイン。

ボージョレのエリアでも、いい村にある畑は、その村名を名乗ることが出来ます。クリュ・ボージョレというカテゴリーで、モルゴンとか、フルーリー、ジュリエナ、ムーランナヴァンも有名ですね、そしてこのワインは、ブルイィ。造り手はラピエールの一番弟子と言われるデコンブさんです。
ヌーヴォーもいいですが、ヌーヴォーと同じくらいの価格で、もっとまともなクリュ・ボージョレが飲めるじゃないか、新酒ならもっと国産ワインの新酒を楽しもうよ!!! と言うのが私の本音ですが。。。
というわけで、日本ではヌーヴォーばかりが飲まれていますが、ちゃんとしたボージョレのワイン、飲んでみてください、美味しいですよ!!
私、ガメイ好きなんです。。。
2018年08月03日
いい晩酌のススメ! ブルゴーニュロゼだ!!
評価の高い造り手、レシュノーの、ブルゴーニュ・ロゼの2016です。

キリットしたミネラリーな果実味が今の季節にピッタリなロゼです。
長島店頭価格で2150円(税抜き)です。レシュノーのピノのワインが、たとえロゼとは言え、この価格で飲めるというのは、ちょっとお値打ちな感じはしますね。
2016のブルゴーニュは、不安定な天候により全体的に非常に生産量が少なかったという事です。やはりワインは農産物なんだと改めて認識させられますね。
希少な2016のブルゴーニュワイン、有難くおいしくいただきました。。。

キリットしたミネラリーな果実味が今の季節にピッタリなロゼです。
長島店頭価格で2150円(税抜き)です。レシュノーのピノのワインが、たとえロゼとは言え、この価格で飲めるというのは、ちょっとお値打ちな感じはしますね。
2016のブルゴーニュは、不安定な天候により全体的に非常に生産量が少なかったという事です。やはりワインは農産物なんだと改めて認識させられますね。
希少な2016のブルゴーニュワイン、有難くおいしくいただきました。。。
2018年07月30日
いい晩酌のススメ! 何かの間違いじゃありませんか!!!
山梨の四恩醸造から、新しいラインナップがこちらの「カサブランカ・白」と「カサブランカ・赤」。

白の品種は、甲州、プチマンサン、ソーヴィニョンブランにシャルドネ、赤はベリーAに少量のメルロー。
どちらもとってもいい感じに出来ています。白はユニークな品種構成です、しっかりとした果実味があり、分かりやすい美味しさ。
赤は、ちょっと軽く感じる方もいるかもしれませんが、三日目あたりから果実味も濃くなって、とにかくバランスが良い、軽く冷やして飲み心地の良いワインです。
そしてそして、驚くのがこちらのお値段。
共に、990円(税抜き)です!!!
何かの間違いじゃなかろかと思ってしまいます、これは、1500円と言われても全く文句ない品質。
本当に間違いかもしれませんね・・・
間違いと発覚する前に、ぜひお試しください、新生四恩醸造のカサブランカ、赤と白、ケース買いしてハウスワインですね!!!

白の品種は、甲州、プチマンサン、ソーヴィニョンブランにシャルドネ、赤はベリーAに少量のメルロー。
どちらもとってもいい感じに出来ています。白はユニークな品種構成です、しっかりとした果実味があり、分かりやすい美味しさ。
赤は、ちょっと軽く感じる方もいるかもしれませんが、三日目あたりから果実味も濃くなって、とにかくバランスが良い、軽く冷やして飲み心地の良いワインです。
そしてそして、驚くのがこちらのお値段。
共に、990円(税抜き)です!!!
何かの間違いじゃなかろかと思ってしまいます、これは、1500円と言われても全く文句ない品質。
本当に間違いかもしれませんね・・・
間違いと発覚する前に、ぜひお試しください、新生四恩醸造のカサブランカ、赤と白、ケース買いしてハウスワインですね!!!
2018年07月28日
いい晩酌のススメ! イタリアからも、冷やしておいしいこんな赤!!
トスカーナと言えばキアンティがポピュラーなワインですが、キアンティよりもっと前に、高品質なワインとして名を馳せていたのがカルミニャーノです。
あまり生産量が多くないのでそれほど日本にも入ってません。トスカーナにありながら面白いのが、メディチ家の方が、フランスからカベルネやメルロー、シラーなどを持ちこみ、17世紀からすでにそれらの葡萄を、サンジョヴェーゼと一緒に栽培していたという事です。

この、バルコ・レアレ・ディ・カルミニャーノと言うワイン(この長い名前のDOCがあるのです)、若い区画の葡萄中心に、フレッシュで飲み心地の軽い赤ワインです。
「素朴な田舎のワインが理想」と言う造り手のコメントが生産者情報に載っていましたが、このワインは、本当にそんな感じで、派手さは微塵もありませんが、素直な味わい、イタリアの田舎のおじさんたちが毎晩の晩酌でごくごく飲んでいそうな、ナイスな晩酌ワインですね。
この地区を代表する造り手、ファットリア・アンブラの、バルコ・レアレ・ディ・カルミニャーノ、軽く冷やして晩酌ワインにいかがでしょうか!!
1600円で販売中です!!
あまり生産量が多くないのでそれほど日本にも入ってません。トスカーナにありながら面白いのが、メディチ家の方が、フランスからカベルネやメルロー、シラーなどを持ちこみ、17世紀からすでにそれらの葡萄を、サンジョヴェーゼと一緒に栽培していたという事です。

この、バルコ・レアレ・ディ・カルミニャーノと言うワイン(この長い名前のDOCがあるのです)、若い区画の葡萄中心に、フレッシュで飲み心地の軽い赤ワインです。
「素朴な田舎のワインが理想」と言う造り手のコメントが生産者情報に載っていましたが、このワインは、本当にそんな感じで、派手さは微塵もありませんが、素直な味わい、イタリアの田舎のおじさんたちが毎晩の晩酌でごくごく飲んでいそうな、ナイスな晩酌ワインですね。
この地区を代表する造り手、ファットリア・アンブラの、バルコ・レアレ・ディ・カルミニャーノ、軽く冷やして晩酌ワインにいかがでしょうか!!
1600円で販売中です!!
2018年07月19日
いい晩酌のススメ! 夏は赤も軽く冷やして!!
時々ご紹介していますが、ボージョレ地方は、ヌーヴォーだけではありません。ヌーヴォーとは、何度も言いますが、新酒の事で、もちろん新酒でない普通に飲む美味しいボージョレのワインもたくさんたくさんあるのです。

こちらは、ローラン・ペラションと言う造り手の、ボージョレ・ヴィラージュ。
サンタムールとムーランナヴァンの古樹のブレンドという事ですが、それほど濃すぎず、しっとりと落ち着いた味わい、ヌーヴォーでないだけに、香りも落ち着いて、こんなワインを、かるーく冷やして、食事と楽しむって、やっぱり夏にはこんなワインが、いいですね。
ローラン・ペラションのボージョレ・ヴィラージュ、夏にオススメの赤ワインです。1580円(税抜き)!

こちらは、ローラン・ペラションと言う造り手の、ボージョレ・ヴィラージュ。
サンタムールとムーランナヴァンの古樹のブレンドという事ですが、それほど濃すぎず、しっとりと落ち着いた味わい、ヌーヴォーでないだけに、香りも落ち着いて、こんなワインを、かるーく冷やして、食事と楽しむって、やっぱり夏にはこんなワインが、いいですね。
ローラン・ペラションのボージョレ・ヴィラージュ、夏にオススメの赤ワインです。1580円(税抜き)!
2018年07月15日
いい晩酌のススメ! イタリアでカリニャン!
私は、赤ワイン品種の中でも、カリニャン、かなり好きな品種です。でも、かの有名な、ジャンシス・ロビンソンさんの葡萄ガイドには、カリニャン、かなり評価低いですね。。。
実際、南フランスの、大量消費用ワインの主要品種としての不動の地位を確立していますから、ほとんどのカリニャンのワインは、あまり質が高くないのかもしれませんね。
でも、例えば、ミネルヴォワなどで、標高の高い畑から丁寧に造られるカリニャンのワインには、とても魅力的なものが時々見受けられます。赤系のチャーミングな果実味で、ギュッと凝縮された、それでいて爽やかな味わいのもの。
そして今回出会ったのがこのワイン。

イタリアの、トスカーナで、トレンティーノの実力派生産者、フォラドリが始めたワイナリーが、この、アンペレイアで、いくつかあるワインの中の一つが、こちら、カリニャーノです。
この、アンペレイアのカリニャーノ、カリニャンのワインとして、久々に私の脳みそを揺さぶってくれました。ギュッと凝縮した赤い果実の旨味、素晴らしいです。今飲んでもおいしいですが、あと5年以上熟成させても面白そうです。
ちなみに、ヴィンテージは2015です。
やはり、カリニャン、ちゃんと造ると、結構ポテンシャルの高いワイン出来ると思うのですが。。。
トスカーナ、アンペレイアのカリニャーノ、おすすめです!!
実際、南フランスの、大量消費用ワインの主要品種としての不動の地位を確立していますから、ほとんどのカリニャンのワインは、あまり質が高くないのかもしれませんね。
でも、例えば、ミネルヴォワなどで、標高の高い畑から丁寧に造られるカリニャンのワインには、とても魅力的なものが時々見受けられます。赤系のチャーミングな果実味で、ギュッと凝縮された、それでいて爽やかな味わいのもの。
そして今回出会ったのがこのワイン。

イタリアの、トスカーナで、トレンティーノの実力派生産者、フォラドリが始めたワイナリーが、この、アンペレイアで、いくつかあるワインの中の一つが、こちら、カリニャーノです。
この、アンペレイアのカリニャーノ、カリニャンのワインとして、久々に私の脳みそを揺さぶってくれました。ギュッと凝縮した赤い果実の旨味、素晴らしいです。今飲んでもおいしいですが、あと5年以上熟成させても面白そうです。
ちなみに、ヴィンテージは2015です。
やはり、カリニャン、ちゃんと造ると、結構ポテンシャルの高いワイン出来ると思うのですが。。。
トスカーナ、アンペレイアのカリニャーノ、おすすめです!!
2018年07月07日
いい晩酌のススメ! オーストリアのクラシックスタイル!!
最近、オーストリアのワインもいろいろ入って来るようになりました、白が多く、その中でも、グリュナー・ヴェルトリーナーと言う品種のワインがかなりの割合ですが、今回ご紹介するのはとても珍しいワインです。

ワインの名前がちょっとややこしいです。アルター・ヴァインガルテン・ゲミシュター・サッツ、2016年、造り手は、メフォファー。
実はこの造り手、1709年の創業という事で、300年以上の歴史を持っています。だからこそなのでしょうか、伝統的な、混植混醸という方法でこのワインを造っています。ゲミシュター・サッツというのが、オーストリアにおける、この、混植混醸ワインの呼び方という事です。
さてその、混植混醸とは。
ある区画の畑に、何種類もの葡萄品種が植わっていたとして、通常であれば、熟すタイミングは品種ごとに違うので、品種ごとに収穫はずらし、おのずと醸造も品種ごとで、途中でブレンドされるものです。
しかし、伝統的な混植混醸は、全ての品種を同じタイミングで収穫し、醸造もまとめてしてしまうという事。
おそらくオーストリアだけでなく、かつてはどの地域でも、あまり品種など意識せずこんな作り方が普通だったのではないかとも思えますが。
さて、このメフォファーの畑では、5種類の品種が植わっています、フリュアーローターヴェルトリーナー、トラミネール、ソーヴィニョンブラン、シルヴァネール、ミュスカテラー。しかし、5種類の混植だからでしょうか、奥行きがあり、旨味があり、深みのある、とても満足度の高い味わいなのです。同時に、オーストリアのワインらしくきりっとした心地よい酸も持ち合わせているので、決してだらけた感じではありません。
これは非常に個性的で、良いワインだと思います。 これが、ちょっとわけありでお安く仕入れが出来たので、長島店頭価格で1620円(税抜き)。これは、かなりのお値打ち価格ですね!
アルザスなど有名産地なら、この品質なら倍の価格が付いていてもおかしくないと思います。
うれしいですね、このワイン、メフォファーの、ゲミシュター・サッツ、本数限定で販売中です!

ワインの名前がちょっとややこしいです。アルター・ヴァインガルテン・ゲミシュター・サッツ、2016年、造り手は、メフォファー。
実はこの造り手、1709年の創業という事で、300年以上の歴史を持っています。だからこそなのでしょうか、伝統的な、混植混醸という方法でこのワインを造っています。ゲミシュター・サッツというのが、オーストリアにおける、この、混植混醸ワインの呼び方という事です。
さてその、混植混醸とは。
ある区画の畑に、何種類もの葡萄品種が植わっていたとして、通常であれば、熟すタイミングは品種ごとに違うので、品種ごとに収穫はずらし、おのずと醸造も品種ごとで、途中でブレンドされるものです。
しかし、伝統的な混植混醸は、全ての品種を同じタイミングで収穫し、醸造もまとめてしてしまうという事。
おそらくオーストリアだけでなく、かつてはどの地域でも、あまり品種など意識せずこんな作り方が普通だったのではないかとも思えますが。
さて、このメフォファーの畑では、5種類の品種が植わっています、フリュアーローターヴェルトリーナー、トラミネール、ソーヴィニョンブラン、シルヴァネール、ミュスカテラー。しかし、5種類の混植だからでしょうか、奥行きがあり、旨味があり、深みのある、とても満足度の高い味わいなのです。同時に、オーストリアのワインらしくきりっとした心地よい酸も持ち合わせているので、決してだらけた感じではありません。
これは非常に個性的で、良いワインだと思います。 これが、ちょっとわけありでお安く仕入れが出来たので、長島店頭価格で1620円(税抜き)。これは、かなりのお値打ち価格ですね!
アルザスなど有名産地なら、この品質なら倍の価格が付いていてもおかしくないと思います。
うれしいですね、このワイン、メフォファーの、ゲミシュター・サッツ、本数限定で販売中です!