2018年07月07日

いい晩酌のススメ! オーストリアのクラシックスタイル!!

最近、オーストリアのワインもいろいろ入って来るようになりました、白が多く、その中でも、グリュナー・ヴェルトリーナーと言う品種のワインがかなりの割合ですが、今回ご紹介するのはとても珍しいワインです。




ワインの名前がちょっとややこしいです。アルター・ヴァインガルテン・ゲミシュター・サッツ、2016年、造り手は、メフォファー。

実はこの造り手、1709年の創業という事で、300年以上の歴史を持っています。だからこそなのでしょうか、伝統的な、混植混醸という方法でこのワインを造っています。ゲミシュター・サッツというのが、オーストリアにおける、この、混植混醸ワインの呼び方という事です。

さてその、混植混醸とは。

ある区画の畑に、何種類もの葡萄品種が植わっていたとして、通常であれば、熟すタイミングは品種ごとに違うので、品種ごとに収穫はずらし、おのずと醸造も品種ごとで、途中でブレンドされるものです。

しかし、伝統的な混植混醸は、全ての品種を同じタイミングで収穫し、醸造もまとめてしてしまうという事。

おそらくオーストリアだけでなく、かつてはどの地域でも、あまり品種など意識せずこんな作り方が普通だったのではないかとも思えますが。

さて、このメフォファーの畑では、5種類の品種が植わっています、フリュアーローターヴェルトリーナー、トラミネール、ソーヴィニョンブラン、シルヴァネール、ミュスカテラー。しかし、5種類の混植だからでしょうか、奥行きがあり、旨味があり、深みのある、とても満足度の高い味わいなのです。同時に、オーストリアのワインらしくきりっとした心地よい酸も持ち合わせているので、決してだらけた感じではありません。

これは非常に個性的で、良いワインだと思います。 これが、ちょっとわけありでお安く仕入れが出来たので、長島店頭価格で1620円(税抜き)。これは、かなりのお値打ち価格ですね!

アルザスなど有名産地なら、この品質なら倍の価格が付いていてもおかしくないと思います。

うれしいですね、このワイン、メフォファーの、ゲミシュター・サッツ、本数限定で販売中です!  


Posted by ながしま at 20:26Comments(0)ワインの紹介