2013年10月02日

やはり熟成の力か・・・

私の仕入れで、営業さんに勧められて、ビビビ・・・ と来てしまう言葉が、「蔵出しの熟成酒」。

今回もその言葉に乗せられて、つい仕入れてしまいましたワインがこちら。




チリのシャルドネです。ヴァルディヴィエソが、レイダヴァレーで造る、シングルヴィンヤードのシャルドネ・レゼルヴァ。ヴィンテージは2005年。

しかし、チリのシャルドネの熟成品のレベルが、想像できません。正直、今まであまり飲んだことがないジャンルです。だから、本数も控えめで、6本のみ。

店頭に並べる前に確認のため味を見てみました・・・ これが、なかなかうまい。いや・・・ かなりうまい。

実はその少し前に、2012年の同じものを試飲していたのですが、その時の印象は、濃くて酸味がきつい、という、あまりプラスでないものでした。

そして2005年ものは、その酸が、穏やかに溶け込んで、しっかりとした果実味に奥行を与えて、かなりいい感じの熟成をしています。若いヴィンテージの状態ではとても仕入れようとは思いませんでしたが、この蔵出し熟成品は、買いです。6本仕入れて残り5本じゃ、このワインはもったいないな、もっと仕入れようと、輸入元に確認したところ、もう品切れでした。。。

やはり、熟成の力はすごいですね。しかも、ワイナリーで、言ってみれば最高の状態で、飲み頃になってから出荷されるワインというのは、品質のお墨付きを与えられているようなものですね。

ヴァルディヴィエソが、レイダヴァレーで造る、シングルヴィンヤードのシャルドネ・レゼルヴァ、2005年。2340円は、買いです!
  


Posted by ながしま at 20:22Comments(0)ワインの紹介