2013年08月14日

まぐろの生利節

まぐろの生利節ってご存知ですか?




長島酒店で取り扱っているものは、こんな形に真空パックされています。

さて、生利節(なまりぶし)とはなんでしょう。これは、焼津港で水揚げされた脂ののったびん長鮪を、新鮮なうちに釜茹でしたものを、「生利節」と呼ぶのです。生のマグロを利用した身の塊(節)なので、生利節と呼ばれているそうです。

正直なところ、あまりパッとした名前とは言えませんよね・・・

名前だけ聞いてもどんなものか想像できないし、実物を見てもゆでたマグロの切り身にすぎないし。。。

が、味わってびっくりです。うわっ、旨い! 思わずうなります。きれいなまぐろの旨味が、口の中でふわっと広がります。しかも、見た目以上にやわらかい。へたな居酒屋の鮮度の悪い生の刺身より、よっぽどおいしい。

これは要するに、油漬けになっていない、シーチキンのほぐす前のもの、と言えば判りやすいでしょうか。




私は、これを造っているカネオトの社長さんに教わった通り、ざっくりほぐしてねぎと醤油で和えただけ、でいただきましたが、シーチキンと思えば、食べ方はいくらでも思いつきますね。

釜茹で真空パックなので日持ちもいいですし、簡単に、ささっとおつまみの一品になりますし、何しろおいしい。これは静岡人としてはぜひ冷蔵庫に常備しておきたいものです。日本酒にもワインにも、ごはんのおかずにも!

  


Posted by ながしま at 15:53Comments(0)オススメの旨いもん