2012年06月18日

ひっくり返った思い込み

絶対に、若いボルドーは美味しくないと思っていました。輸入元の方が、私が熟成したボルドーしか仕入れないことを知っていてあえて勧めてくれるので、半信半疑で飲んでみたところ・・・




とっても美味しい。。。

メルロー主体の、減農薬のボルドーです。

もしかして、ボルドーワインは、濃くて渋いというのは、マーケットが作り上げたイメージなのかもしれないなと、この時思いました。

もちろん熟成した美味しさも、昨日のおじさんワインのように、それは素晴らしいものですが、今回のような、果実味主体のおいしいボルドーも、ありなのかもしれません。

というより、ワインが造られるようになって長い長い間、本来のワインは、造ってすぐにおいしいものばかりだったはずですね。樽で熟成して、さらに瓶で熟成して、商品価値を高めて、そんな発想は、長いワインの歴史の中で、ほんのこの何十年かの間の出来事です、ボルドーであれどこであれ、出来て若いうちに美味しいワインも、ワインの一つのスタイルとして、今後受け入れていこうと思いました。  


Posted by ながしま at 18:16Comments(0)ワインの紹介