2012年06月25日

自然派ワインとは

数年前から使われるようになりました、自然派ワインというワインの呼び方があります。

われわれ業界の人間は当たり前に使ってしまっていますが、良く考えてみると、ワイン業界人以外には、なんだか解るような解らないような呼び方ですよね。

で、私、とても理解しやすい例えを思いついたのです。

鳥の種類で説明すると、一般的な従来のワインは、ブロイラー。

自然派ワインは、地鶏です。

ブロイラーは、狭い鶏舎の中で、短期間で、てっとり早く、抗生物質どっぷりの飼料を与えた、効率重視の産物です。

一方地鶏は、ある程度限られた広さではあっても、放し飼いで、天然の飼料を与えて、野生ではありませんが、出来るだけ自然を尊重した、品質重視の産物です。

ブロイラーを従来の一般的なワインだとすると、自然派ワインは、地鶏のような存在です。

どうですか、わかりやすい説明だなぁと、一人悦に入っておりますが、長島酒店のスタッフにもこんな感じで説明したのですが??? な反応でした。

わかりやすいと思うんだけどなあ。。。





南仏の自然派生産者、ル・ブー・デュ・モンド  


Posted by ながしま at 19:34Comments(0)ワインの紹介