2012年08月18日

酸化防止剤(亜硫酸)無添加③

同じネタで何度も恐縮ですが、もう一つだけこれはお伝えしておかなくてはならないと思い、あと1回だけお許しください。

それは、酸化防止剤無添加と、ワインのラベルには書いてあるのに、




輸入業者さんのバックラベルには、



酸化防止剤含有、となっているのは、どうして…? 

と思いますよね。このワイン以外にも、長島酒店店頭で、酸化防止剤を入れずに造っているワイン何点かあるのですが、どれも必ず、「酸化防止剤含有」と表示されています。

これは、ワイン醸造の過程で、果汁の中の糖分を、酵母が、アルコールと二酸化炭素に変えるのですが、その時に副産物として、自ら、微量の亜硫酸を造りだすのだそうです。そのため、輸入するときすべて検疫を通るのですが、たとえ微量でも、亜硫酸が検出された場合、一律に、「酸化防止剤含有」と表示されてしまうのですね。

せめて、「天然亜硫酸含有」というような表示が認められるといいんですが。

とはいえ、言い方ちょっと変ですが、感覚としては、ワイン自身が自ら亜硫酸を造りだして体内に保有しているわけです、そんなに亜硫酸ゼロに、こだわることもないような気もしますね。。。

全てそうですが、要は、バランスの問題です、バランスの。  


Posted by ながしま at 19:42Comments(0)ワインの紹介